2022-10-12から1日間の記事一覧

道掃けば色深まりぬる落ち葉かな

(みちはけばいろふかまりぬるおちばかな 忠男) 〔季語:落ち葉(秋)) 毎日、朝晩、自宅の周りの道を掃いている。 少しずつではあるが、行く秋に合わせて、落ち葉の色が、濃くなっている気がする。 今日は、赤い花かと思うような、鮮やかな落ち葉、秋の深まり…

そば食べて抜かれ抜かれて秋の山

(そばたべてぬかれぬかれてあきのやま 忠男) 〔季語:秋の山(秋)〕 10月8日(土)お昼過ぎ、高尾山へ。蕎麦屋で、大好きな、なめこそばを食べる。 少しでも力をつけて、山登り、77歳の私、若者たちに、追い抜かれ、追い抜かれ、秋の高尾山を1人楽しむ・…

菊の香や下手は下手なり書で遊び

(きくのかやへたはへたなりしょであそび 忠男) 〔季語:菊(秋)〕 10日、菊の香る部屋で書を楽しむ。思い出すのは、無二の親友の小澤潔さん、前田常作さんと、〝三人一如〟の書を書いたこと。友人は、ありがたいなあ! 今日は一人書で遊び、下手は下手なり…

山道を登ればせせらぎ虫の声

(やまみちをのぼればせせらぎむしのこえ 忠男) 〔季語:虫の声(秋)〕 10月8日、高尾山へ出かけた。かなり、たくさんの人でにぎわっている。今日は、山道を歩こう! 鳥の声は聞こえないが、左手の草木の間から、虫の声、右手からは川のせせらぎ・・・夜で…

菊の香や一政の書を掛け軸に

(きくのかやかずまさのしょをかけじくに 忠男) 〔季語:菊(秋)〕 中川一政と言えば、画家だが、書も魅力的! なかなか手に入らないのが、縁あって、入手できた。それが、床の間の、掛け軸。 菊の香りと、中川一政の書の掛け軸、美味しいお茶・・・外は雨だけ…

菊の香や和敬清寂お茶をたて

(きくのかやわけいせいじゃくおちゃをたて 忠男) 〔季語:菊(秋)〕 10月6日、菊の香りのする床の間を見ていると、無二の親友の小澤潔さんのことが思い出される。 二人で、書いた、〝和敬清寂〟 今日は、懐かしい友人のことを思い出し、お茶を点て・・・

腰折って 花を咲かすや 萩の花

(こしおってはなをさかすやはぎのはな 忠男) 〔季語:萩の花(秋)〕 片倉城跡公園の中ほどの道端に、萩の花が、咲いている。いつも、腰を折って、決して、偉ぶらない! 人生の手本にもなるような花の姿だ! 私など、胸を張り、偉ぶりたい日もある中、見事な生…