2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
百合の花潮騒きいて海を見て (ゆりのはなしおさいきいてうみをみて) 〔季語:百合(夏)〕 6月16日(日)熱海港から船で35分、初島へ 、海沿いに歩いていくと、オレンジ色をした百合の花が、潮騒きいて海を見て、気持ちよさそうに咲いている。昼ご飯は…
父の日や亡き父しのぶ富士の嶺 (ちちのひやなきちちしのぶふじのみね) 〔季語:父の日(夏)〕 2024年6月16日(日)父の日、今年は、妻娘孫と4人で、初島へ、土日と一泊旅行。初島から観る富士の嶺、雪はかぶっていないが、堂々として、子育てに苦労…
ほたるぶくろ蕎麦屋の垣根にそっと咲き (ほたるぶくろそばやのかきねにそっとさき) 〔季語:ほたるぶくろ(夏)〕 6月14日(金)高尾山へ。蕎麦屋でそばを食べて、出て見ると、垣根にそっと、ほたるぶくろの花!昔、子どもたちが、ほたるを花の中に入れ…
〝初衣〟〝光源氏〟や菖蒲の名 (〝はつごろも〟〝ひかるげんじ〟やしょうぶのな) 〔菖蒲:季語(夏)〕 6月9日(日)JR横浜線町田駅からバスで、約15分、町田薬師池公園へ、〝しょうぶ・あじさいまつり〟を観に行った。水辺には、たくさんの菖蒲、〝初衣…
池のほとり陽を浴びて咲く半夏生 (いけのほとりひをあびてさくはんげしょう) 〔季語:半夏生(夏)〕 6月9日、友人と片倉城跡公園を自然観察して歩いた。水鳥の遊ぶ池のほとり、半夏生の花が、日の光を浴びて・・・山野草のポケット図鑑を見ながらの友人の…
睡蓮の清きひと花玄関に (すいれんのきよきひとはなげんかんに) 〔季語:睡蓮(夏)〕 6月12日朝、自宅を出ると、玄関先にある水鉢に、睡蓮の花が咲いている。たった一つだけれども、「おはようございます!」と、あいさつしてくれているようで、実に、気…
切り株であじさいまつり高尾山 (きりかぶであじさいまつりたかおさん) (季語:あじさい、夏) 6月になると、高幡不動をはじめ、いろいろな場所で、あじさいまつり! 私の大好きな高尾山、行ってみると、切り株の上、これも立派な、あじさいまつり!私は、…
不揃いも気にせず妻の胡瓜もみ (ふぞろいもきにせずつまのきゅうりもみ ) (季語:胡瓜もみ、夏) 6月7日に、近くの農家で買ったきゅうり、スーパーのより、新鮮で安い?確か、3本120円。並べてみると、不揃い。夜、妻の胡瓜もみを食べたが、妻の腕が…
栗の花花瓶に刺して一人酒 (くりのはなかびんにさしてひとりざけ) (季語:栗の花、夏) 6月8日(土)昨日の午後、自宅近くにある栗林で拾った栗の花。 今夜は、花瓶に刺して、お刺身、蟹などを食べながら、手酌酒・・・栗の花も、なかなか、趣きがあって…
教会の門を彩る夏椿 (きょうかいのもんをいろどるなつつばき ) (季語:夏椿、夏) 6月7日、自宅近くの教会の前を通ると、白い花の木が目についた。教会で植木の手入れをしている方に、お聞きすると、木を見ながら「夏椿、別名、沙羅の花」と親切に、教え…
ほととぎす顔見合わせて耳すまし (ほととぎすかおみあわせてみみすまし) (季語:ほととぎす、夏) 6月7日、片倉城跡公園を散歩、草花を見て歩くと、「キキキキキキョ・・」友人が「あれは、ほととぎすの声!」顔見合わせ、耳すまし、(渋谷区広尾町出身の…
花菖蒲橋を渡れば水車小屋 (はなしょうぶはしをわたればすいしゃごや) 〔 季語:花菖蒲、夏〕 6月6日(木)昼前、花菖蒲を見に、自宅近くの片倉城跡公園へ。 さつきは、もう過ぎて、橋の両側には、花菖蒲が美しい!橋を渡った先には、水車小屋が、力強く…
夏台風明日接近と銀座まで (なつたいふうあすせっきんとぎんざまで) (季語:夏台風、夏) 5月30日(木)午後、銀座へ買い物。明日、台風1号が最接近との予報。妻のお伴をして、銀座に買い物。ありがたいことに、私の夏用の服を買うとのこと、言われる…
さつき咲き美人に出会う散歩道 (さつきさきびじんにであうさんぽみち) 〔季語:さつき(夏)〕 5月22日(水)片倉城跡公園を散歩、池のほとりに、咲いていた白いかきつばの花、睡蓮の花、散歩をして帰ろうとすると、二人の美しい女性、インドネシアから来た…
木に満ちて光る可愛ささくらんぼ (きにみちてひかるかわいささくらんぼ) 〔季語:さくらんぼ(夏)〕 5月の26日(日)午後、片倉城跡公園から、住吉神社、八王子みなみ野へと散歩。片倉つどいの森公園を歩くと、何本かの、桜の木がある。良く見ると、小粒だ…
六月に共に学ぶや記紀歌謡 (ろくがつにともにまなぶやききかよう) 〔季語:六月(夏)〕 6月1日(土)、午後1時半から、八王子市クリエイトホールで、元杏林大学教授で、友人の草場(相磯)裕先生の記紀歌謡の勉強会、友人が集まり、熱心に勉強、古事記と日…
夏の日にダイヤの婚にあやかりて (なつのひにだいやのこんにあやかりて) 〔季語:夏の日(夏)〕 6月1日(土)八王子市めじろ台駅近くの、めじろ台テラスで、友人の五十野惇先生と、絵本と俳句のお話し、〝ダイヤモンド婚〟結婚60年のお祝いをご家族でなさ…
睡蓮や水面に雨の打ちつけて (すいれんやみなもにあめのうちつけて) 〔季語:睡蓮(夏)〕 5月20日(月)だったか、小雨の降る京王百草園へ。さつきが道沿いに沿って咲いて、道案内をしてくれる。池を見ると、たった一つだが、美しい白睡蓮、水面に雨が打ち…
竹橋のたもとのあやめ雨に濡れ (たけはしのたもとのあやめあめにぬれ) 〔季語:あやめ(夏)〕 5月20頃だったか、小雨の降る京王百草園、梅の花が終わったせいか、人の姿はない。 竹橋のたもとのあやめが、雨に濡れて、なかなか良い風情、百草園は、いつ行…
見いつけた一番花の睡蓮や (みいつけたいちばんばなのすいれんや) 〔季語:睡蓮(夏)〕 5月22日(水)、片倉城跡公園を入って、3つ目の池を見ると、睡蓮の葉の広がっている。花はないかなあ?ああ一つだけあった、睡蓮の花!ああ、美しいなあ!クロード・…
白ピンク箱根うつぎの花満ちて (しろぴんくはこねうつぎのはなみちて) 〔季語:箱根うつぎ(夏)〕 5月22日(木)片倉城跡公園から、八王子みなみ野へ向かう途中に、片倉つどいの森公園がある。公園には、箱根うつぎの花が咲いている。白とピンクの花がいっ…