2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

熱中症慈眼寺仁王どこ吹くかぜ

(ねっちゅうしょうじげんじにおうどこふくかぜ 忠男) 〔季語:熱中症(夏)〕 7月25日、14時ごろ、自宅で、温度計を見たら、32度!自宅近くの慈眼寺にお参り、仁王門にある仁王像、熱中症は大丈夫か? 服は着ていないようだし、この形相、熱中症の心配…

リサイタルサッちゃん鮨も何年ぶり

(りさいたるさっちゃんすしもなんねんぶり 忠男) 〔季語:鮨(夏) 7月25日、〝サッちゃん〟の作曲家の大中恩(故人)さんの奥様の北原聖子さんのリサイタル、何年ぶりか!懐かしい歌声に感動!帰りは、妻とニューオータニの久兵衛で鮨、コロナ禍で何年ぶり…

名に惹かれゴッホノヒマワリ一本買い

(なにひかれごっほのひまわりいっぽんかい 忠男) 〔季語:ヒマワリ(夏)〕 7月23日午後、駅ビルの花屋を見ると、〝ゴッホノヒマワリ〟名前に惹かれて一本買った。 自宅の庭の百合と花瓶に挿して・・・ フランスで観たゴッホのひまわりの絵には遠く及ばない…

痛み取れ土用鰻とお赤飯

(いたみとれどよううなぎとおせきはん 忠男) 〔季語:土用鰻(夏)〕 7月23日(土)は、土用の丑の日、私の家では、土用鰻にお赤飯でお祝い! 左の首肩の間が6月初めから激痛、昨夜枕をかえた。朝起きたら、痛み無し! 土用鰻とお赤飯で、お祝い気分!

鈴虫や広尾の縁日声聞いて

(すずむしやひろおのえんにちこえきいて 忠男) 〔季語:鈴虫(秋)〕 八王子で買った鈴虫、夜おそくまで鳴いていて心地よい! 子どもの頃、 渋谷区広尾町の縁日、値段の高い鈴虫と安いキリギリス、鈴虫の声はその場で聞き、キリギリスは買って帰った・・・

空蝉や殻を破って飛べたなら

(うつせみやからをやぶってとべたなら 忠男) 〔季語:空蝉(夏)〕 道を掃いていたら、蝉の抜け殻1つ! 蝉は、イイなあ!土の中で成長して、地上に出たら、脱皮〜羽化して、空を飛び、自慢の声で、夏を満喫! 私も殻に閉じこもっていないで空高く・・・

若者よ若竹からはしなやかさ

(わかものよわかたけからはしなやかさ 忠男) 〔季語:若竹(夏)〕 自宅近くの若竹、風に吹かれても、折れずに気持ちよく成長している。 若者よ、若竹からは、しなやかさを学んで欲しい! 風が荒れ狂う日も、折れない竹のたくましさを!

小雨ふる小道に絵を描く百日紅

(こさめふるこみちにえをかくさるすべり 忠男) 〔季語:百日紅(夏)〕 小雨の中、自宅近くの公園にある小道を通って帰宅、 わあ、きれい! 誰が絵を描いたのだろうか? 見上げると百日紅の木が・・・下を向いて歩く私へのプレゼントだろうか?

妻好きなねむの花にも雨が降る

(つますきなねむのはなにもあめがふる 忠男) 〔季語:ねむの花(夏)〕 近くの花屋で買った〝ねむの花〟妻が、気づいて、「わあ、綺麗、ねむの花!」 ああ、買ってきて良かった。 玄関先の壁の上に、わかるように置いた。雨に濡れて、なお、美しい・・・

金婚式うりふたつとは言わないが

(きんこんしきうりふたつとはいわないが 忠男) 〔季語:うり(夏)〕 今年は、私夫婦の金婚式、うりふたつとは言わないが、2人でやっと1つ分!私が26歳、妻が25歳の時に結婚(妻の節子は、早稲田大学の同級生、卒業後、イギリスに2年留学、帰国後、結婚)

きゅうりもみ曲がっていても妻の味

(きゅうりもみまがっていてもつまのあじ 忠男) 〔季語:きゅうりもみ(夏)〕 近所で、野菜を売っている家がある。 今日は、売り切れていて、「他にありませんか?」「ありますが、曲がったのばかり」 3本を百円で買った。 妻のきゅうりもみ、美味かった!

荒れた庭咲く場所選ばず百合の花

(あれたにわさくばしょえらばずゆりのはな 忠男) 〔季語:百合(夏)〕 私の家の庭、手入れもせずに、草木がぼうぼう! そんな庭にあっても、百合の花は、気にもとめずに、大輪の花を咲かせている。 今日は、花瓶にさして、部屋いっぱいに百合のかおりが・・・

すずしさや明日はワクチン4回目

(すずしさやあしたはわくちんよんかいめ 忠男) 〔季語:すずし(夏)〕 7月14日、八王子片倉町の自治会館で、 山野草の勉強会。外は暑いが、山野草は、涼しく見える。 明日は、妻と、4回目のワクチン接種!コロナ感染急拡大、慌ただしい毎日だが!

いつ咲くの問えど答えぬ蓮の花

(いつさくのとえどこたえぬはすのはな 忠男) 〔季語:蓮の花(夏)〕 自宅の玄関先の水槽に、蓮のつぼみが今にも咲きそうに・・・ 「いつ咲くの?はやく咲けば良いのに!」 私が話しかけても、ただ、吹く風に揺れているだけ・・・

さくらんぼちょっと生きたい76

(さくらんぼちょっといきたいしちじゅうろく 忠男) 〔季語:さくらんぼ(夏)〕 6月初頭から7月の今日まで、朝晩、痛み止めの薬を飲んでいる。 首と肩の間に強い痛み。ああ、死んでもいいや76才だもの! さくらんぼを食べると、もうちょっと生きたいな、甘…

ところてんのらりくらりの我のよに

(ところてんのらりくらりのわれのよに 忠男) 〔季語:ところてん(夏)〕 ところてんは、私の人生のよう!大学時代、アルバイトは1週間しか続かず、卒業後も、仕事は2ヶ月と続かず! 卒業後2年して、幼児か教室の大堀秀夫先生との出会い!以後は、真っ直ぐ…

カプチーノ子安神社のうちわ友

(かぷちいのこやすじんじゃのうちわとも 忠男) 〔季語:うちわ(夏)〕 7月9日、八王子市内の子安神社をお詣り、(3年前、俳句の先生たちとお詣りし、近くの喫茶店で、カプチーノ、美味しかった、楽しい思い出)お詣りの後、うちわを友として、1人カプチー…

裏門を入れば我が庭蚊のさわぐ

(うらもんをはいればわがにわかのさわぐ 忠男) 〔季語:蚊(夏)〕 7月は、自宅のまわりの道を掃いて、それが終わると、裏門から庭に入って・・・すると、蚊が集まってくる。一匹ずつは面倒で、虫取り網で、一網打尽、それでも、蚊に刺され、かゆい!かゆい!

熱中症おじそうさんもマスク取り

(ねっちゅうしょうおじぞうさんもますくとり 忠男) 〔季語:熱中症(夏)〕 自宅近くのお地蔵さん、コロナ禍は、どなたかが、マスクをつけてあげた。連日の猛暑日、今は、熱中症が怖いのか、マスクを外してあげて・・・熱中症とコロナ禍・・・マスク、どうしよ…

夏の富士押しも押されぬ日本一

(なつのふじおしもおされぬにほんいち 忠男) 〔季語:夏(夏)〕 7月はじめ、自宅から横浜線片倉駅に、向かう道から、富士山が見える。夏の富士山は、雪はかぶっていないが、どっしりとしてたくましい!片山有美子さんも、撮影した富士山を送ってくださった!

七夕や願いよ届け天高く

(たなばたやねがいよとどけてんたかく 忠男) 〔季語:七夕(秋)〕 私の願いは、「ぞうさん」のまど・みちおさんと対談する、「たきび」の作曲者の渡辺茂さん、「サッちゃん」の作曲者の大中恩さんに、私の詩を作曲してもらう、どれも実現!皆さんの願いごとも…

くにたちや紫陽花の後花の苗

(くにたちやあじさいのあとはなのなえ 忠男) 〔季語:紫陽花(夏)〕 東京都国立市は、一橋大学があり、文教地区、花の街でもあるよ! 谷保天満宮の梅、大学通りの桜並木、谷保天満宮での紫陽花祭り、梅、桜、紫陽花、7月はじめ、次は、花の苗が植えられ、美…

かるがもかあわただしい世に暇な人

(かるがもかあわただしいよにひまなひと 忠男) 〔季語:かるがも(夏)〕 6月18日、片倉城跡公園に一人で散歩・・・ しばらく歩くと、水辺の草むらに、かるがもだろうか?卵を温めているのかなあ? かるがもの方は、私を見て、あわただしい世に、暇人がいる…

天と地と野原に立てば夏の雲

(てんとちとのはらにたてばなつのくも 忠男) 〔季語:夏の雲 (夏)〕 7月1日、八王子市片倉町の自宅から、住吉神社に、お詣り・・・その後、広場に、今日は、原っぱに私一人、天と地の間に立っているみたい!みなみ野方面を見ると、夏の雲が、ああ、暑いわ…

木の下で紫陽花白くなお生きて

(きのしたであじさいしろくなおいきて 忠男) 〔季語:紫陽花 夏〕 近くの公園の紫陽花、高い木の下で、わずかの日の光を受けて、精一杯花を咲かせている。 (陽のあたる場所なら、良かったのに) 過酷な環境の下、なお生きようとしている、頑張れ!

朝一番高尾山でのかき氷

(あさいちばんたかおさんでのかきごおり 忠男) 〔季語:かき氷、夏〕 6月29日、30日と猛暑日。東京都では、6月には、初めてのことらしい。朝7時過ぎ、ベッドで、自室のエアコンをぼんやりと眺めている・・・昨年、高尾山で食べたかき氷が思い出されて…

梅雨明けたあいたたいたた飛んでゆけ

(つゆあけたあいたたいたたとんでゆけ 忠男) 〔季語:梅雨(夏)〕 6月初めから、外科医に診てもらい、薬を飲んでいるが、首肩の間の痛みが取れない。 児童文学作家の松谷みよ子さんの赤ちゃん絵本より、「痛い痛いは、飛んでゆけ!」 梅雨もあけたのだから・…

涼しさや山野草の会これがその

(すずしさやさんやそうのかいこれがその 忠男) 〔季語:涼し(夏)〕 6月27日、山野草の会の勉強会、 先生と一緒に、山野草の作品を、一つ一つの野草の話を聞きながら、作ってゆく。 これがその作品! 涼しさやすうっと伸びて山野草・・・この俳句も 良いか…

熱帯夜電力不足気にしつつ

(ねったいやでんりょくぶそくきにしつつ 忠男) 〔季語:熱帯夜(夏)〕 昨夜は、暑くて、クーラーを、28°に設定して、眠った。 朝、目覚めると、足もとが涼しく、良い気持ち。 東京では、電力不足が連日、ニュースに! 熱帯夜、熱中症は怖いし、さて・・・

つま先のその先の先梅雨景色

(つまさきのそのさきのさきつゆげしき 忠男) 〔季語:梅雨(夏)〕 6月18日、梅雨空、自宅から、片倉城跡公園を通り、八王子みなみ野へ行く道に、広い野原がある。今日は、野原に寝転んで、遠くをながめると、つま先の向こうに、薄墨で描いた絵のような景色…