2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
友の椀春のたけのこ味増して (とものわんはるのたけのこあじまして 忠男) 〔季語:春のたけのこ(春)〕 懐かしい児童文学作家の松谷みよ子さんの米寿の祝いの椀、友人の山本彰さんの竹林で、孫が取った春のたけのこ、今朝は、妻の味噌汁、これ以上美味しい春…
すくすくと春の筍孫成長 (すくすくとはるのたけのこまごせいちょう 忠男) 〔季語:春の筍(春)〕 2024年4月28日(日)八王子市元八王子にお住まいの友人の山本彰さんのご紹介で、たけのこ掘り!昨年より成長した孫たちが、挑戦、少しは、コツをつかんだ…
行く春や友と語れば「ぞうさん」も (ゆくはるやともとかたれば「ぞうさん」も 忠男) 〔季語:行く春(春)〕 4月27日(土)午後、八王子市めじろ台駅近くの「めじろ台テラス」で、元NHKのディレクターで友人の五十野惇先生と、俳句、絵本、まど・みちおさん…
鶯や川のせせらぎ高尾山 (うぐいすやかわのせせらぎたかおさん 忠男) 〔季語:鶯(春)〕 4月25日、午後、高尾山へ。高尾山口駅を出ると、目の前の山々から、鶯の声、川のせせらぎ! 実は、昨年見た卯の花を探しに高尾山に来たのだが、見つからず、あちらこ…
青空に時満ちて咲く八重桜 (あおぞらにときみちてさくやえざくら 忠男) 〔季語:八重桜(春)〕 4月19日、ソメイヨシノの花は終わり、八王子市片倉町の橋のたもとの八重桜が満開に。 ソメイヨシノの花から、 「次はあなたよ!」と言われたかのように、毎年…
風誘う枝垂桜や松の上 (かぜさそうしだれざくらやまつのうえ 忠男) 〔季語:枝垂桜(春)〕 4月15日(月)北野のスポーツセンターで、運動をした後、北野駅から高幡不動へ。仁王門を入ると、すぐ右手、松の上に、枝垂桜が、美しい!松の上で、風を誘い、舞…
順々に 赤白黄色 チューリップ (じゅんじゅんにあかしろきいろちゅうりっぷ 忠男) 〔季語:チューリップ(春)〕 18日、友人で元小学校の先生宅を訪ねた。「庭のチューリップが、童謡の〝チューリップ〟と同じように、赤、白、黄色と順番に咲きました。」と言…
いざ上野「花より団子」目は動物 (いざうえの「はなよりだんご」めはどうぶつ 忠男) 〔季語:花(春)〕 4月5日上野の桜が満開!との報道で、すぐに、上野へ、確かに、満開!子どもの頃、毎年渋谷区広尾の家から、上野動物園へお花見!今年もついでに、動物…
春の日に〝希望〟の像に寄り添いて (はるのひに〝きぼう〟のぞうによりそいて 忠男) 〔季語:春の日(春)〕 4月17日、かなり暖かい、片倉城跡公園へ。今日は〝希望HOPE〟の像が、輝いて見える。78才、まだ、あれがしたい、これがしたい、若き日より何も…
若草の新たな人や記紀歌謡 (わかくさのあらたなひとやききかよう 忠男) 〔季語:若草(春)〕 4月20日(土)午後、八王子市クリエイトホールで、元杏林大学教授で友人の草場(相磯)裕先生の記紀歌謡の勉強会。新たに二人の方が参加! 税理士で友人の平明道…
水車小屋こえれば一面山吹草 (すいしゃごやこえればいちめんやまぶきそう 忠男) 〔季語:山吹草(春)〕 4月14日片倉城跡公園、水車小屋を見て階段を登ると、黄色の花が、あちらこちらに目立って来た。何の花だろう?写真撮影している方に聞くと、「山吹草…
見渡せば弾ける子の声花の下 (みわたせばはじけるこのこえはなのした 忠男) 〔季語:花(春)〕 4月14日(日)片倉城跡公園、湯殿川の川べりに、桜の園がある。今日は、天気も良く、大勢の家族で、賑わっているようだ。水車小屋から高台に立って見ると、花…
すみれ草水車の先の木陰にて (すみれぐさすいしゃのさきのこかげにて 忠男) 〔季語:すみれ草(春)〕 4月17日、自宅近くの片倉城跡公園へ。 水車小屋の先に、階段があり、木陰が広がっている。その斜面に、すみれ草がいっぱい!日のあたらぬ、こんな過酷な…
うぐいすや坂道多き百草園 (うぐいすやさかみちおおきもぐさえん 忠男) 〔季語:うぐいす(春)〕 4月7日(月)午後、京王百草園へお花見に!坂道を何回か登って、あと、少しで、百草園の入口、と、その前に、うぐいすの声が、あちらからも、こちらからも、…
つくしんぼ急な雨にも傘ささず (つくしんぼきゅうなあめにもかさささず 忠男) 〔季語:つくしんぼ(春)〕 4月7日(月)午後、京王百草園へ。坂道を歩き始めると急な雨が降り始めた。歩く人は、傘をさして、私も・・・ 道端のつくしんぼ、雨が降っても傘ささ…
卯の花や子安神社を訪ねれば (うのはなやこやすじんじゃをたずねれば 忠男) 〔季語:卯の花(夏)〕 4月11日(木)午後、子安神社へお詣り、神社の右側にある卯の花(空木)を思い出したから。お詣りの後、見ると、葉は茂っているが花はまだだった、残念!…
春の野のベンチで絵本に夢中の子 (はるのののべんちでえほんにむちゅうのこ 忠男) 〔季語:春の野(春)〕 4月初め、片倉城跡公園からみなみ野までの散歩道、片倉つどいの森公園、赤ちゃんを連れて散歩している人、犬を連れた人、中には、ベンチで絵本に夢中…
崖の下片栗の花風の中 (がけのしたかたくりのはなかぜのなか 忠男) 〔季語:片栗の花(春)〕 4月初め、片栗の花が咲いているか見ようと思って、住吉神社の階段を上ると、崖の上から下まで、あちらこちらに、片栗の花が咲いている。 崖の下では、風が強く吹い…
花見にとくにたち母娘に咲く笑顔 (はなみにとくにたちははこにさくえがお 忠男) 〔季語:花見(春)〕 4月10日(水)国立市の大学通りの花見にと出かけたら、ちょうど、お母さんと二人の女の子が、お花見をしていた。私が写真を撮ってあげると、大変喜んで…
初蝶や野原狭しと舞いを舞う (はつちょうやのはらせましとまいをまう 忠男) 〔季語:初蝶(春)〕 4月初め、片倉城跡公園へ行くと、野原に、蝶を見つけた。蝶が、二匹、春を楽しむように、舞いを舞っている。右に左に、上に下に、野原狭しと・・・見とれてい…
教会の門を彩る花の顔 (きょうかいのもんをいろどるはなのかお 忠男) 〔季語:花(春)〕 自宅の近くに、教会がある。教会の門を見ると、季節の花が美しく置かれている。「主の道を整え・・・」チューリップ、パンジー、水仙の花など、春の花が門を彩っている…
花見にと雨が降ろうと百草園(はなみにとあめがふろうともぐさえん 忠男)〔季語:花見(春)〕 4月7日(月)京王線北野駅から、百草園へ花見に、ポツポツ雨が降ってきたけれど全く気にならなかった。小学生の頃、大雨の日曜日、父は、広尾の自宅から、上野の…
妻も子も四月歌舞伎座友もいて(つまもこもしがつかぶきざとももいて 忠男)〔季語:四月(春)〕 令和6年、4月7日、歌舞伎座、「於染久松色読販、神田祭、四季」妻、子、孫、友人の草場(相磯)裕先生、総勢8名で観劇!草場先生は、歌舞伎座は、久しぶりと…
花の雲友増え楽し記紀歌謡(はなのくもともふえたのしききかよう 忠男)〔季語:花の雲(春)〕 4月6日(土)午後1時半、八王子市クリエイトホール、友人で、元杏林大学教授の草場(相磯)裕先生による記紀歌謡の勉強会。ああ楽しい!参加者が二人増え、教室…
菜の花や道を照らして食照らし(なのはなやみちをてらしてしょくてらし 忠男)〔季語:菜の花(春)〕 八王子市片倉町の自宅から、京王線北野駅に向かう道に、菜の花が美しい。立ち止まって、美しさに見とれてしまう。スーパーでは、菜の花が売られていて、妻が…
笑顔咲く子らの瞳に初つばめ(えがおさくこらのひとみにはつつばめ 忠男)〔季語:初つばめ(春)〕 4月2日、JR国立駅改札口の近くに、子どもたちが集まって、「笑顔」で瞳を輝かせている。見れば、燕の巣の下に「今年もツバメが帰ってきました」。子どもたち…
いざ子ども「良寛さま」とすみれ草(いざこども「りょうかんさま」とすみれぐさ 忠男)〔季語:すみれ草(春)〕 住吉神社の裏の切り株のそばに、すみれ草、荻野有司さんと書いた「良寛さま」の絵本を思い出し、「いざ子どもすみれ見に」良寛の気持で、毎年見に…
見上げれば桜と孫の高尾山(みあげればさくらとまごのたかおさん 忠男)〔季語:桜(春)〕 4月1日(月)孫たちが、春休みで、高尾山に行くとの連絡。私も、急きょ高尾山へ。中学3年生になる孫が、急に背が伸びてびっくり、見上げると桜の花と・・・何て平和…
春の原鼻ぺちゃんこのペキニーズ(はるのはらはなぺちゃんこのぺきにいず 忠男)〔季語:春の原(春)〕3月31日午後、片倉城跡公園から、住吉神社をお詣りして、みなみ野へと向かう。原っばに、真っ黒な初めて見た犬、名前は?「ペキニーズ!鼻がぺちゃんこの…
初桜友と語れば友来る(はつざくらともとかたればともきたる 忠男)〔季語:初桜(春)〕 東京の開花は、3月29日!3月30日(土)八王子市めじろ台駅近くの会場で、友人で絵本作家の五十野惇先生と、俳句、絵本、記紀歌謡の話し、先生のご友人、記紀歌謡の勉…