2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
(ああきれいつまのこえするふじばかま 忠男) 〔季語 藤袴(秋)〕 10月末、自宅で庭の花を見ていると、妻が、2階から、「まあ、きれい。何の花?」 「藤袴だよ」私も、2階に上がって花を見た。 庭で見ている時は気付かなかったが、上から見ると、なるほど…
(まいせるふわたしもひとりあきのかぜ 忠男) 〔季語 秋の風(秋)〕 10月15日夕方近く、片倉城跡公園に散歩に、私の好きなこの像、“独、M Y S E L F” 私も独り、ちょうど、親切そうな女性の方が通りかかり、良い具合に、写真を撮っていただいた。秋の風が…
(てんたかしせくらべまごとたかおさん 忠男) 〔季語 天高し(秋)〕 書道教室の帰り、妻と孫に高尾山口で会って、高尾山へ、ロープウェイで、登る。 「たこ杉」の前で、大学4年生の孫と背比べ・・・ 秋の空は、晴れわたり、孫と私の背比べを、笑っているよう…
(おーいくもよびたくなるよあきのそら 忠男) 〔季語 秋(秋)〕 10月末、八王子の自宅から、国立市にある“にっけん”に通う道。 秋の青空に、いくつもの雲を見た。おーい雲、と呼びたくなるような雲を・・・
(じげんじのくりのいがみてたべたくて 忠男) 〔季語 栗(秋)〕 自宅近くの慈眼寺に行くと、前に見た栗の木の下には、イガだけが落ちていた。それを見て栗が食べたくなって、近くのスーパーで買った。 慈眼寺の栗かどうかは知らないが、新鮮で、甘く感じたよ!
(おみなえしふぁーぶるのめでみてみれば 忠男) 〔季語 女郎花(秋)〕 今日は、暇なので、庭の草花を見てまわると、草花に、虫が集まっている。 特に、女郎花を良く見ると、色々な虫が・・・その多さに驚いた。 ファーブルになりきって、写真を撮ってみた…
(かきおちてそらにはとおくふじうかぶ 忠男) 〔季語 柿(秋)〕 八王子市片倉の自宅から教会のある道をくだって、横浜線片倉駅に向かう道に、今日は、柿の実が落ちている。 ふと、みなみ野方面を見ると、10月の秋の空に、富士山が・・・
(もみじのはあーてぃすとかくえのような 忠男) 〔季語 紅葉(秋)〕 最近、自宅の近くを散歩していて、道端に落ちている紅葉の葉の美しさに感動した。 自然は、野山はもちろん道端にまで、アーティストが描くような美しい作品を、とふと思う秋・・・
(けいとうやおじぞうさんのかりすがた 忠男) 〔季語:鶏頭(秋)〕 10月、八王子市片倉町にある慈眼寺にお参り、お地蔵さんにも! 八王子駅北口の通りを歩いていたら、鶏頭の花が、お地蔵さんのように並んでいる。鶏頭の花は、お地蔵さんの仮姿なのか!
(ますかっととものえがおがうかぶよな 忠男) 〔季語:マスカット(秋)) 89歳の友人が、昨年の暮れから、車椅子の生活で、リハビリを続けられている、とのお葉書。奥様から、マスカットが送られてきた。マスカットを見ていると元気な友の笑顔が・・・
(ぎんなんをひろうものなしじんじゃでも 忠男) 〔季語:銀杏(秋)〕 10月八王子市片倉駅近くにある住吉神社に向かったが、片倉城跡公園から続く道に落ちている銀杏を拾う人の姿は見えない。私も、拾う気にはなれない。 子どもの頃は、夢中になって拾ったが…
(おがさわらおおぶねのってまごのあき 忠男) 〔季語:秋(秋)〕 大学4年生の孫から、小笠原から帰る時の船の写真が送られてきた。大きな船で安心! 私の父が、「大船に乗ったつもり」と、貧しい生活の中で、家族を励ましていたのを思い出した。
(まわりみちあさがおえがおにあいたくて 忠男)〔季語 朝顔(秋)〕 自宅から横浜線の片倉駅へ、いつもは、教会のある道を歩いて、慈眼寺の方から、そのまま片倉駅へ。 今朝は、朝顔の笑顔に会いたくて、回り道をして、たくさんの朝顔の笑顔を見て・・・
(コロナかのテイクアウトのあきのみち 忠男)〔季語 秋(秋)〕 10月、長く続いた緊急事態宣言が解除されたが、昨年の2月から続いたコロナ禍のテイクアウトの旗が、店先では、まだ、そのまま、なびいている。 思えば、長かったことだ!
(おがさわらふねはゆれてもまごのあき 忠男)〔季語 秋(秋)〕 小笠原に旅行中の孫から、鯨とイルカの映像が送られてきた。 天気は良く、鯨もイルカも良く見えたが、船が、大揺れに揺れて、船酔いしてしまったとのこと。それでも元気な孫の様子・・・
(まごはうみわたしやまみてあきふたつ 忠男)〔季語 秋(秋)〕 大学4年生の孫が小笠原に旅行中、海や魚などの写真を送ってきた。 私は、今日一日、八王子市片倉町から見える山を遠くに見ながら散歩、コロナワクチンも打ち、緊急事態宣言も解除されて、二つ…
(ひるはまるよるはみかづきさてつぎは 忠男) 〔季語 三日月(秋)〕 昼間は、陶芸教室で、藤原啓のまあるい大皿づくりで、苦労したが、夜は、三日月を写真に撮るのに苦労した。次は、俳句づくり、けれども、生きている証のような気もするなあ・・・
(あきのひのれいきまんざんひとりして 忠男) 〔季語 秋(秋)〕 書道教室の帰り、いつものように、高尾山へ、10月から緊急事態宣言が解除され2週目の土曜の午後、天気も良く、人出もかなり増えた。私は、一人、霊気満山高尾山を楽しむ・・・
(たのもしやあさがおあおぞらいろすって 忠男) 〔季語 朝顔(秋)〕 庭の朝顔が、真っ直ぐに、天を目指して伸びている。 青空の色を集めたのか、青の深さが実に良い。 今日一日だけでも良いから、私の目を楽しませておくれ!
(ひをあびてきんぷんそらにまうすすき 忠男)〔季語 ススキ(秋)〕 自宅から横浜線の片倉駅に行く途中、空き地があって、毎年、すすきが、生い茂る。 今日は、秋晴れの気持ちの良い天気、風が爽やか、私は、ススキを見て・・・
(ひをえがくかわのながれとあきのかぜ 忠男)〔季語 秋(秋)〕 片倉の自宅から、京王線北野駅まで、徒歩20分、今日は、時間があったので、昼過ぎ、のんびりと歩いて、途中、土手から、川べりに降りて・・・
(わがにわのしらつゆみればひをうつし 忠男)〔季語 白露(秋)〕 土曜日の書道教室で、友人から見せていただいた白露の俳句に感動。別の友人が、朝一番で、白露の写真を送ってくださった。私は、すぐ目が覚めて、庭に出て・・・
(てうちそばたうふういっかたかおさん 忠男)〔季語 台風(秋)〕 10月2日、書道教室の帰り高尾山へ。コロナ禍の緊急事態宣言が解除され、台風一過の高尾山は、久しぶりに人の賑わい。大好きな手打ちそばを食べて、友人が作った俳句を思い浮かべながら・・・
(こどもたちあめかぜまけずききょうさく 忠男)〔季語 桔梗(秋)〕 昨日は台風の接近で、雨風が、かなり強かった。庭の桔梗の花は、大丈夫かと心配したが、雨風に負けずに咲いている。子どもたちよ、人生の雨風にも負けずに、元気に生きて欲しいな!
(にぎやかになにをうたうかむしのこえ 忠男)〔季語 虫の声(秋)〕 教会への坂道、左手は公園、右手は畑、どちらからも、賑やかな虫の声、青春を謳歌しているのか?10月からの緊急事態宣言解除を祝っているのか?賑やかに虫の声が聞こえるよ!
(あきばれやこやまごおもうおやごころ 忠男)〔季語 秋晴れ(秋)〕 9月28日、朝、目が覚めると、久しぶりの天気、昨夜は、ずっと、子や孫のことが心配で・・・長いことコロナ禍で、会えないので・・・元気なことがわかりホッとして、空を見上げて・・・