2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧
(いつまでもめろんのきもちでいきよきみ 忠男) 〔季語 メロン(夏)〕
(うちわもちかさこじぞうもあつかろう 忠男) 〔季語 団扇(夏)〕 赤い団扇を持ち、散歩、慈眼寺に立ち寄った。見ると、お地蔵さんが、暑かろう・・・団扇であおいであげた。岩崎京子さんの「かさこじぞう」をふと思い出して・・・岩崎京子さんお元気かな…
(せみまでもしんぶんよむかぼけぼうし 忠男)〔季語 蝉(夏)〕 私は、ボケ防止のため、毎日、新聞を読むようにしている。今日は、蝉が飛んできて、新聞紙の上に・・・蝉にもボケ法師がいるのか!
(かきごおりざへんしゆうやふじわらけい 忠男) 〔季語 かき氷 (夏)〕 2021年8月22日、私の誕生日、みなみ野の陶芸教室で、座辺師友、藤原啓の花入をそばに置いて、花入を造った。帰りは、かき氷を食べて・・・
(ゆうひまねふかくそまれよぶどうたち 忠男) 〔季語 葡萄(秋)〕 私の家の庭に、小さな葡萄棚がある。貧しい子ども時代の夢の1つが、葡萄棚のある我が家・・・小粒で色もバラバラ、夢があってイイな・・・
(めろんころなくちがまわらずしちじゅうろく 忠男) 〔季語 メロン(夏)〕 8月22日、私の76歳の誕生日、娘からメロンが届く。コロナ禍の最中•••戦後の混乱期、親は9月23日に岡山県高梁市の役場に出生届けを提出!私の誕生日は2回あることに!
(さびしげにこーとみつめるさるすべり 忠男) 〔季語 百日紅(夏)〕 緊急事態宣言中、コロナ患者数急増だからか、テニスコートにテニスをする学生さんの姿はない。いつもは元気いっぱいの、百日紅も、何だかさびしげに見えるよ。
(けいとうがきせつおしえるさんぽみち 忠男) 〔季語 鶏頭(秋)〕 片倉の自宅から、八王子席への散歩道、鶏頭の花、暑い毎日が過ぎようとして・・・猫と目が合ったよ!
(ゆりのはなほどほどがよしとものこえ 忠男) 〔季語 百合の花(夏)〕 百合の花が、雨風に打たれて道路に倒れている。背伸びしすぎたのか?友人の小澤潔さんが、「程々が良い」とよく言っていたが・・・
(ゆりのはなすきまみつけてはなさかす 忠男) 〔季語 百合の花(夏)〕 家の近くの道路に、百合の花が咲いている。 石の隙間を見つけて咲く、百合の花の生命力に感動!どんな状況でも、活路を見出して、花を咲かせましょう!
(まごとひもちからゆるめてなつのゆう 忠男) 〔季語 夏の夕(夏)〕 八王子駅から片倉の自宅までの帰り道、小学生のお孫さんとおじいさん、綱引きならぬ紐引き、どちらが勝つか?道には、長ーい私の影・・・
(ゆりをともほっとひといきしょのじかん 忠男) 〔季語 百合(夏)〕 人と人との接触を減らす、コロナ禍の今、百合を友として、書を楽しむのもイイかも・・・
(ころなかのふたりにゃすいかおおきすぎ 忠男) 〔季語 スイカ(秋)〕 コロナ禍で、外出自粛、ステイホーム、子や孫に会えないこの一年半、夫婦二人では、スイカは大きすぎ、分けて売っているのも良くわかります。
(ひをはいてうたうやかんなかるめんか 忠男)〔季語 カンナ(秋)〕 私の家のカンナが今年もう咲いた。まるで、火を吐いて歌っているようだ、カルメンか・・・
(きびのくにはくとうとどくふるさとの 忠男)〔季語 白桃(秋)〕 吉備の国岡山県高梁市の親戚のオペラ歌手・森野美咲さんのご実家から白桃が届いた。 高梁市は、私が生まれた故郷でもあるよ。もしかしたら、私は桃太郎の子孫かも、なーんて!
(うっすらとみなみのはるかなつのふじ 忠男) 〔季語 夏(夏)〕 8月5日、お昼ごろ、横浜線片倉駅に行く道、みなみ野方面に目を向けると、うっすらと富士山が、帰り4時過ぎに、同じ場所で富士山を見ると更に、うっすらと・・・
(みほとけをまもるやにおうくりのイガ 忠男) 〔季語 栗(秋)〕 八王子市片倉にある慈眼寺への道に、栗のイガが、また、門には、仁王様が、み仏を守っている・・・
(あめあがり ミンミンジイジイ せみおきょう 忠男) 〔季語 蝉(夏)〕 慈眼寺の住職のお経は、ありがたいが、今日は、ミンミンジイジイ蝉までが、お経を唱えているよ。
(せみしぐれひとりたのしむかずもりか 忠男) 〔季語 蝉時雨(夏)〕 自宅近くの公園、蝉時雨が、私の家まで聞こえてくる。 そんな中、一匹の蝉が、私の家の中に、ひとりたのしむ画家の熊谷守一か?
(なまえいりスイカはあまーいおばなざわ 忠男) 〔季語 スイカ(秋)〕 妻がネットで尾花沢のスイカを注文したようだ。 尾花沢のスイカは生産者の名前がきちんと書いてあり、生産者の思い入れがわかり、実際食べてみると妻も私も「甘―い!」
(きゅうなあめゆうがおぬれてそれもよし 忠男) 〔季語 夕顔(夏)〕 夕顔は、夕方の庭で美しいけれど、雨に濡れた夕顔は、さらに美しい気がする…
(たまむしのいたこうえんにきゅうなあめ 忠男) 〔季語 玉虫(夏)〕 藤谷戸公園に、美しい玉虫がいたことを思い出し、またいないかと探していたら、急な雨が降り出し…
(あおかえであかみをおびてすがすがし 忠男) 〔季語 青楓(夏)〕 高尾山の駅を降りて、麓の道を行くと、青楓が赤みを帯びて、清々しい感じがするよ。
(ベッドからカーテンごしにくものみね 忠男) 〔季語 雲の峰(夏)〕 8月のはじめ、朝9時半に目が覚めてベッドからカーテン越しに雲の峰が見えた…
(たかおさんきよきながれとせみしぐれ 忠男) 〔季語 蝉時雨(夏)〕 7月の終わり、高尾山の山道を歩くと、蝉時雨の中、清らかな流れの音も聞こえる…
(ゆうぜんとすべりだいのるくものみね 忠男) 〔季語 雲の峰(夏)〕 いつもは、子ども達が遊ぶ公園のすべり台、今日は、子ども達はいなくて、すべり台の上に、雲の峰が乗っているよ! 次の日同じ公園で私がすべり台に乗って、近くの子どもに写真を撮っても…
(せみしぐれゆめにつつまれわれわすれ 忠男) 〔季語 蝉時雨(夏)〕 八王子市にある片倉城跡公園内にある“夢につつまれ”の像の前に立つと、蝉時雨がピタリの感じがする。 我を忘れて、蝉時雨の中に…