2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花吹雪 笑顔が似合う 二人連れ

(はなふぶき えがおがにあう ふたりづれ 忠男)〔季語 花(春)〕

花びらを 浮かべて川は 何歌う

(はなびらを うかべてかわは なにうたう 忠男)〔季語 花(春)〕

花吹雪 遠くに女性 それは妻

(はなふぶき とおくにじょせい それはつま 忠男)〔季語 花(春)〕

せせらぎを 聞いてスクスク つくしんぼ

(せせらぎを きいてスクスク つくしんぼ 忠男)〔季語 つくしんぼ(春)〕

野原では 伸び伸びツクツク つくしんぼ

(のはらでは のびのびツクツク つくしんぼ 忠男)〔季語 つくしんぼ(春)〕

花が舞い 小川で小魚 群れ遊ぶ

(はながまい おがわでこざかな むれあそぶ 忠男)〔季語 花(春)〕

桜背に 一年生の 笑顔かな

(さくらせに いちねんせいの えがおかな 忠男)〔季語 桜(春)〕

桜背に 卒業写真 父と子と

(さくらせに そつぎょうしゃしん ちちとこと 忠男)〔季語 桜(春)〕

満開の 桜に蝶も 雲隠れ

(まんかいの さくらにちょうも くもがくれ 忠男)〔季語 桜(春)〕

花の雲 川のせせらぎ 鳥の声

(はなのくも かわのせせらぎ とりのこえ 忠男)〔季語 花の雲(春)〕

お花見も 飲み会自粛 密避けて

(おはなみも のみかいじしゅく みつさけて 忠男)〔季語 お花見(春)〕

花咲けど コロナ禍忙し お医者様

(はなさけど コロナかいそがし おいしゃさま 忠男)〔季語 花(春)〕

桜舞い すべって泣いて すべり台

(さくらまい すべってないて すべりだい 忠男)〔季語 桜(春)〕

桜咲き 川のせせらぎ 散歩道

(さくらさき かわのせせらぎ さんぽみち 忠男)〔季語 桜(春)〕

こんにちは 桜の向こうの 女学生

(こんにちは さくらのむこうの じょがくせい 忠男)〔季語 桜(春)〕

どっち似か 息子昇進 花が咲く

(どっちにか むすこしょうしん はながさく 忠男)〔季語 花(春)〕

桜咲き 合格の報 妻と待つ

(さくらさき ごうかくのほう つまとまつ 忠男)〔季語 桜(春)〕

菜の花や 幸せ満ちる 散歩道

(なのはなや しあわせみちる さんぽみち 忠男)〔季語 菜の花(春)〕

良きことも コロナのことも 春彼岸

(よきことも コロナのことも はるひがん 忠男)〔季語 春(春)〕

春の川 リュック背負って 二人連れ

(はるのかわ リュックせおって ふたりづれ 忠男)〔季語 春(春)〕

春うらら コロナ禍忘れ 川流る

(はるうらら コロナかわすれ かわながる 忠男)〔季語 春(春)〕

桜咲き 飛ぶ勢いの 二人づれ

(さくらさき とぶいきおいの ふたりづれ 忠男)〔季語 桜(春)〕

桜咲き 恋するあなた 今どこに

(さくらさき こいするあなた いまどこに 忠男)〔季語 桜(春)〕

コロナ禍も 匂いすこやか 梅の花

(コロナかも においすこやか うめのはな 忠男)〔季語 梅(春)〕

春一番 遠くにうっすら 山の峰

(はるいちばん とおくにうっすら やまのみね 忠男)〔季語 春一番(春)〕

葱坊主 種取る人には 宝物

(ねぎぼうず たねとるひとには たからもの 忠男)〔季語 葱坊主(晩春)〕

葱坊主 誰にも負けず 自己主張

(ねぎぼうず だれにもまけず じこしゅちょう 忠男)〔季語 葱坊主(晩春)〕

葱坊主 子どものように 自己主張

(ねぎぼうず こどものように じこしゅちょう 忠男)〔季語 葱坊主(晩春)〕

葱坊主 孫も俳句も 作るそう

(ねぎぼうず まごもはいくを つくるそう 忠男)〔季語 葱坊主(晩春)〕

人の縁 谷保天満宮 梅祭り

(ひとのえん やぼてんまんぐう うめまつり 忠男)〔季語 梅(春)〕谷保天満宮の賑やかな梅祭り、色々な人との出会いがあったなぁ、コロナ禍でも豊かな人の縁があってほしいなぁ。