いざ上野「花より団子」目は動物

いざ上野「花より団子」目は動物 (いざうえの「はなよりだんご」めはどうぶつ 忠男) 〔季語:花(春)〕 4月5日上野の桜が満開!との報道で、すぐに、上野へ、確かに、満開!子どもの頃、毎年渋谷区広尾の家から、上野動物園へお花見!今年もついでに、動物…

春の日に〝希望〟の像に寄り添いて

春の日に〝希望〟の像に寄り添いて (はるのひに〝きぼう〟のぞうによりそいて 忠男) 〔季語:春の日(春)〕 4月17日、かなり暖かい、片倉城跡公園へ。今日は〝希望HOPE〟の像が、輝いて見える。78才、まだ、あれがしたい、これがしたい、若き日より何も…

若草の新たな人や記紀歌謡

若草の新たな人や記紀歌謡 (わかくさのあらたなひとやききかよう 忠男) 〔季語:若草(春)〕 4月20日(土)午後、八王子市クリエイトホールで、元杏林大学教授で友人の草場(相磯)裕先生の記紀歌謡の勉強会。新たに二人の方が参加! 税理士で友人の平明道…

水車小屋こえれば一面山吹草

水車小屋こえれば一面山吹草 (すいしゃごやこえればいちめんやまぶきそう 忠男) 〔季語:山吹草(春)〕 4月14日片倉城跡公園、水車小屋を見て階段を登ると、黄色の花が、あちらこちらに目立って来た。何の花だろう?写真撮影している方に聞くと、「山吹草…

見渡せば弾ける子の声花の下

見渡せば弾ける子の声花の下 (みわたせばはじけるこのこえはなのした 忠男) 〔季語:花(春)〕 4月14日(日)片倉城跡公園、湯殿川の川べりに、桜の園がある。今日は、天気も良く、大勢の家族で、賑わっているようだ。水車小屋から高台に立って見ると、花…

すみれ草水車の先の木陰にて

すみれ草水車の先の木陰にて (すみれぐさすいしゃのさきのこかげにて 忠男) 〔季語:すみれ草(春)〕 4月17日、自宅近くの片倉城跡公園へ。 水車小屋の先に、階段があり、木陰が広がっている。その斜面に、すみれ草がいっぱい!日のあたらぬ、こんな過酷な…

うぐいすや坂道多き百草園

うぐいすや坂道多き百草園 (うぐいすやさかみちおおきもぐさえん 忠男) 〔季語:うぐいす(春)〕 4月7日(月)午後、京王百草園へお花見に!坂道を何回か登って、あと、少しで、百草園の入口、と、その前に、うぐいすの声が、あちらからも、こちらからも、…

つくしんぼ急な雨にも傘ささず

つくしんぼ急な雨にも傘ささず (つくしんぼきゅうなあめにもかさささず 忠男) 〔季語:つくしんぼ(春)〕 4月7日(月)午後、京王百草園へ。坂道を歩き始めると急な雨が降り始めた。歩く人は、傘をさして、私も・・・ 道端のつくしんぼ、雨が降っても傘ささ…

卯の花や子安神社を訪ねれば

卯の花や子安神社を訪ねれば (うのはなやこやすじんじゃをたずねれば 忠男) 〔季語:卯の花(春)〕 4月11日(木)午後、子安神社へお詣り、神社の右側にある卯の花(空木)を思い出したから。お詣りの後、見ると、葉は茂っているが花はまだだった、残念!…

春の野のベンチで絵本に夢中の子

春の野のベンチで絵本に夢中の子 (はるのののべんちでえほんにむちゅうのこ 忠男) 〔季語:春の野(春)〕 4月初め、片倉城跡公園からみなみ野までの散歩道、片倉つどいの森公園、赤ちゃんを連れて散歩している人、犬を連れた人、中には、ベンチで絵本に夢中…

崖の下片栗の花風の中

崖の下片栗の花風の中 (がけのしたかたくりのはなかぜのなか 忠男) 〔季語:片栗の花(春)〕 4月初め、片栗の花が咲いているか見ようと思って、住吉神社の階段を上ると、崖の上から下まで、あちらこちらに、片栗の花が咲いている。 崖の下では、風が強く吹い…

花見にとくにたち母娘に咲く笑顔

花見にとくにたち母娘に咲く笑顔 (はなみにとくにたちははこにさくえがお 忠男) 〔季語:花見(春)〕 4月10日(水)国立市の大学通りの花見にと出かけたら、ちょうど、お母さんと二人の女の子が、お花見をしていた。私が写真を撮ってあげると、大変喜んで…

初蝶や野原狭しと舞いを舞う

初蝶や野原狭しと舞いを舞う (はつちょうやのはらせましとまいをまう 忠男) 〔季語:初蝶(春)〕 4月初め、片倉城跡公園へ行くと、野原に、蝶を見つけた。蝶が、二匹、春を楽しむように、舞いを舞っている。右に左に、上に下に、野原狭しと・・・見とれてい…

教会の門を彩る花の顔

教会の門を彩る花の顔 (きょうかいのもんをいろどるはなのかお 忠男) 〔季語:花(春)〕 自宅の近くに、教会がある。教会の門を見ると、季節の花が美しく置かれている。「主の道を整え・・・」チューリップ、パンジー、水仙の花など、春の花が門を彩っている…

花見にと雨が降ろうと百草園

花見にと雨が降ろうと百草園(はなみにとあめがふろうともぐさえん 忠男)〔季語:花見(春)〕 4月7日(月)京王線北野駅から、百草園へ花見に、ポツポツ雨が降ってきたけれど全く気にならなかった。小学生の頃、大雨の日曜日、父は、広尾の自宅から、上野の…

妻も子も四月歌舞伎座友もいて

妻も子も四月歌舞伎座友もいて(つまもこもしがつかぶきざとももいて 忠男)〔季語:四月(春)〕 令和6年、4月7日、歌舞伎座、「於染久松色読販、神田祭、四季」妻、子、孫、友人の草場(相磯)裕先生、総勢8名で観劇!草場先生は、歌舞伎座は、久しぶりと…

花の雲友増え楽し記紀歌謡

花の雲友増え楽し記紀歌謡(はなのくもともふえたのしききかよう 忠男)〔季語:花の雲(春)〕 4月6日(土)午後1時半、八王子市クリエイトホール、友人で、元杏林大学教授の草場(相磯)裕先生による記紀歌謡の勉強会。ああ楽しい!参加者が二人増え、教室…

菜の花や道を照らして食照らし

菜の花や道を照らして食照らし(なのはなやみちをてらしてしょくてらし 忠男)〔季語:菜の花(春)〕 八王子市片倉町の自宅から、京王線北野駅に向かう道に、菜の花が美しい。立ち止まって、美しさに見とれてしまう。スーパーでは、菜の花が売られていて、妻が…

笑顔咲く子らの瞳に初つばめ

笑顔咲く子らの瞳に初つばめ(えがおさくこらのひとみにはつつばめ 忠男)〔季語:初つばめ(春)〕 4月2日、JR国立駅改札口の近くに、子どもたちが集まって、「笑顔」で瞳を輝かせている。見れば、燕の巣の下に「今年もツバメが帰ってきました」。子どもたち…

いざ子ども「良寛さま」とすみれ草

いざ子ども「良寛さま」とすみれ草(いざこども「りょうかんさま」とすみれぐさ 忠男)〔季語:すみれ草(春)〕 住吉神社の裏の切り株のそばに、すみれ草、荻野有司さんと書いた「良寛さま」の絵本を思い出し、「いざ子どもすみれ見に」良寛の気持で、毎年見に…

見上げれば桜と孫の高尾山

見上げれば桜と孫の高尾山(みあげればさくらとまごのたかおさん 忠男)〔季語:桜(春)〕 4月1日(月)孫たちが、春休みで、高尾山に行くとの連絡。私も、急きょ高尾山へ。中学3年生になる孫が、急に背が伸びてびっくり、見上げると桜の花と・・・何て平和…

春の原鼻ぺちゃんこのペキニーズ

春の原鼻ぺちゃんこのペキニーズ(はるのはらはなぺちゃんこのぺきにいず 忠男)〔季語:春の原(春)〕3月31日午後、片倉城跡公園から、住吉神社をお詣りして、みなみ野へと向かう。原っばに、真っ黒な初めて見た犬、名前は?「ペキニーズ!鼻がぺちゃんこの…

初桜友と語れば友来る

初桜友と語れば友来る(はつざくらともとかたればともきたる 忠男)〔季語:初桜(春)〕 東京の開花は、3月29日!3月30日(土)八王子市めじろ台駅近くの会場で、友人で絵本作家の五十野惇先生と、俳句、絵本、記紀歌謡の話し、先生のご友人、記紀歌謡の勉…

春の風吹かれて我も酔っぱらい

春の風吹かれて我も酔っぱらい(はるのかぜふかれてわれもよっぱらい 忠男)〔季語:春の風(春)〕 片倉城跡公園内、朝から、台風かと思うような強風。身体の小さな私は、強風に吹き飛ばされるかと思う、ふと見ると、私の大好きな〝酔っ払い〟の像!春の風に吹…

春の風”少年”像と夢あらた

春の風“少年”像と夢あらた(はるのかぜ〝しょうねん〟ぞうとゆめあらた 忠男)〔季語:春の風(春)〕 片倉城跡公園を入るとすぐの場所に、〝少年〟の像がある。春の風が強く吹いて少々寒くても、この像を見ると夢いっぱいの少年時代を思い出す。学校の成績は、…

春の風転ぶも楽し2才の子

春の風転ぶも楽し2才の子(はるのかぜころぶもたのしにさいのこ 忠男)〔季語:春の風(春)〕 3月17日だったか、春の風が強く吹く日、片倉城跡公園から、八王子みなみ野に向かう広場に、2才の子をつれたお母さん、幸せそのものの光景!2才の子が転んでも…

春場所や記憶に残る尊富士

春場所や記憶に残る尊富士(はるばしょやきおくにのこるたけるふじ 忠男) 〔季語:春場所(春)〕 3月24日、尊富士が大相撲春場所で初優勝を果たした。新入幕での優勝は110年ぶり。それでも、記録ではなく、記憶に残るという心意気は、横綱の照ノ富士に影響…

水辺にはかえるの卵連らなって

水辺にはかえるの卵連らなって(みずべにはかえるのたまごつらなって 忠男)〔季語:かえる(春)〕3月17日、片倉城跡公園へ行くと、雪解け水が、音を立てて、流れている。水辺に、かえるの卵が連なって見える。何日かすれば、おたまじゃくしが、子どもたちを…

新婚の心地や三月歌舞伎座へ

新婚の心地や三月歌舞伎座へ(しんこんのここちやさんがつかぶきざへ 忠男) 〔季語:三月(春)〕 3月24日(日)、三月大歌舞伎を観に、妻と二人で。二人で歌舞伎観劇は初めて、ふと新婚の心地で観劇、ああ、懐かしい!四月は8名で観劇予定、コロナ禍も過ぎ…

春の風妻のお伴は風任せ

春の風妻のお伴は風任せ (はるのかぜつまのおともはかぜまかせ 忠男) 〔季語:春の風(春)〕 3月23日(金)、お昼は、ホテルニューオータニの石心亭で会食、その後、妻のお伴で、銀座に買い物へ。妻が選んでくれたシャツが気に入ってすぐに購入、気持ちの…