2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

苺食べ俳句に映像茶会まで

(いちごたべはいくにえいぞうちゃかいまで 忠男) 〔季語:いちご(夏)〕 24日、友人の五十野惇先生が、我が家まで来られた。大好きないちごのお土産、俳句のお話し、まど・みちさんの映像の話し、茶会の思い出話しなど、話しは尽きず・・・ まど・みちおさ…

あやめ咲く恋せよ若者はや萎れ

(あやめさくこいせよわかものはやしおれ 忠男) 〔季語:あやめ(夏)〕 4月16日、我が家の庭に、美しいあやめの花、わあ、綺麗! 何日かして、見ると、早くも、萎れてしまった。 「花の命は短くて・・・」 人生も、似たり寄ったり、かも知れない。 若者よ、…

はるたけのこ掘る孫の手の確かさよ

(はるたけのこほるまごのてのたしかさよ 忠男) 〔季語:はるたけのこ(春)〕 23日、中学2年生、小学5年、4年生の孫と、たけのこほり!友人の山本彰さんに掘り方の指導をしていただき〝力いっぱい〟 (私は諦めたが) 孫の手に、たけのこ! 確かに、孫の…

生きる場所愚痴も言わずにすみれ草

(いきるばしょぐちもいわずにすみれぐさ 忠男) 〔季語:すみれ草(春)〕 昨年は、片倉町の自宅から、慈眼寺に向かう坂道の、畑の土手に、すみれ草、条件の悪い場所に生えて、「かわいそう!」と思っていた。 今年も同じ場所、愚痴も言わずにすみれ草、「頑張…

春の風やさしく甘く天与の才

春の風やさしく甘く天与の才 (はるのかぜやさしくあまくてんよのさい 忠男) 〔季語:春の風(春)〕 春の風がやさしく、甘く吹いて、気持ちが良い。家の周りを掃くのが私の毎日の仕事、良く見ると、風は、色がくすんだ葉を撒き散らしている、自然は知恵者!あ…

UFOか日陰にひっそり白い花

(ゆうふぉうかひかげにひっそりしろいはな 忠男) 〔季語:花(春)〕 4月20日、玄関横の日陰に、白い花、不思議な形、ちょうど、ネットでUFOの目撃情報! この花は、雪餅草(ゆきもちそう)名前の由来は、中央に雪のように白い餅に見える附属体があるこ…

恋うらない風の吹くままたんぽぽの

(こいうらないかぜのふくままたんぽぽの 忠男) 〔季語:たんぽぽ(春)〕 たんぽぽは、自力で生きているようには、見えない。風に身を任せ、絶対他力の世界に、生きているように見える。自力の生き方、他力の生き方、たんぽぽの綿毛は、風のふくまま、恋占い・…

八重桜橋のたもとに〝人魚姫〟

(やえざくらはしのたもとににんぎょひめ 忠男) 〔季語:八重桜(春)〕 自宅近くに〝かまぬきはし〟がある。 橋のたもとに、八重桜が、見事に咲いている。 その桜が、今日は、何故か、アンデルセン童話の〝人魚姫〟のように見える。ああ、美しくも悲しい〝人魚…

桜草木にも負けずに着飾って

桜草木にも負けずに着飾って (さくらそうきにもまけずにきかざって 忠男) 〔季語:桜草(春)〕 私の家の玄関先に、日本桜草の鉢植えがいくつかある。ソメイヨシノが終わり、八重桜のころ、それぞれに、美しい花を咲かせて見せてくれている。ソメイヨシノの木…

二輪草夢中になって富太郎

二輪草夢中になって富太郎 (にりんそうむちゅうになってとみたろう 忠男) 〔季語:二輪草(春)〕 住吉神社の参道の草むらに、白い花の一群、近くの人に聞くと、二輪草、「1本の茎から、二輪の花が咲いているから、二輪草!」私も、NHK連続テレビ小説の牧野富…

春の水辺見つけたほらほら宝物

春の水辺見つけたほらほら宝物 (はるのみずべみつけたほらほらたからもの 忠男) 〔季語:春(春)〕 片倉城跡公園、水車小屋近くで、子どもたちが、夢中になって、何かを捕まえようとしている。そう、おたまじゃくしだ!私の子どものころは、新宿御苑の池で、…

春の野はアンドロメダのささやきか

春の野はアンドロメダのささやきか (はるののはあんどろめだのささやきか 忠男) 〔季語:春の野(春)〕 4月はじめ、片倉城跡公園に入ると、水車小屋に向かう野原に、星のように輝く小さな花々! 子どもの頃、岡山県高梁市の夜空を眺めた星々の輝きか、ああ、…

疎開先備中高梁川と花

疎開先備中高梁川と花 (そかいさきびっちゅうたかはしかわとはな 忠男) 〔季語:花(春)〕 岡山県高梁市の私の従兄弟の葬儀があり、岡山県に来た。この家で私は生まれた。疎開先、昭和20年8月22日、今も高梁川が流れ、花は咲き!昔は、空がきれいで、無…

エデンかと文教地区は花盛り

エデンかと文教地区は花盛り (えでんかとぶんきょうちくははなざかり 忠男) 〔季語:花盛り(春)〕 11日、東京都国立市(くにたちし)の桜も散り、次は、と、桜の木の下を見ると花盛り、国立文教地区の看板の下も近づいて見ると花がいっぱい、ああエデンの…

真っ白な花咲く我が庭恋をして

真っ白な花咲く我が庭恋をして (まっしろなはなさくわがにわこいをして 忠男) 〔季語:花(春)〕 11日、我が家の庭を見ると、真っ白な花がいくつも咲いている。 桜、さくらんぼのなる桜の木、3年前に植えて・・・立派な花が! 恋する気持ちになって、ああ…

憧れの桜求めて聖蹟の

憧れの桜求めて聖蹟の (あこがれのさくらもとめてせいせきの 忠男) 〔季語:桜(春)〕 3月のいつだったか、 聖蹟桜ヶ丘の桜が見たくて、京王線北野駅から、聖蹟桜ヶ丘駅まで・・・行き方が分からず、タクシーで、旧多摩聖蹟記念館まで。初めて見る聖蹟桜ヶ丘…

春の海はるかに富士見ゆ初島の

春の海はるかに富士見ゆ初島の (はるのうみらはるかにふじみゆはつしまの 忠男) 〔季語:春の海(春)〕 8日、9日と、孫の喜多唯千香と妻と3人で、初島へ。よく晴れて、熱海港から船で30分、春の海の向こうに富士山が美しい、孫の話を聞きながら・・・ ホ…

白無垢の花嫁ちらり花の雨

白無垢の花嫁ちらり花の雨 (しろむくのはなよめちらりはなのあめ 忠男) 〔季語:花の雨(春)〕 3月26日(日)鎌倉の若宮大路の桜を見ようと、雨にもかかわらず、出かけた。 ほぼ、満開の桜の道を、鶴岡八幡宮まで、傘をさしながら・・・かなりの人出、途中…

はるたけのこ妻の味噌汁友の味

はるたけのこ妻の味噌汁友の味 (はるたけのこつまのみそしるとものあじ 忠男) 〔季語:はるたけのこ(春)〕 7日、友人の山本彰さんと、ご家族と、たけのこ狩り。 家に帰ると妻が、下まで柔らかいと、味噌汁に。「いないいないばあ」の松谷みよ子さんの〝米寿…

満開の桜独歩の碑の先に

満開の桜独歩の碑の先に (まんかいのさくらどっぽのひのさきに 忠男) 〔季語:桜(春)〕 3月21日だったか、妻と湯河原にある、島崎藤村ゆかりの温泉宿に宿泊。夕食まで時間があるので近くの万葉公園を散策。山道を川沿いに歩いてゆくと、国木田独歩の石碑…

菜の花や若宮大路うん不運

菜の花や若宮大路うん不運 (なのはなやわかみやおおじうんふうん 忠男) 〔季語:菜の花(春)〕 鎌倉の若宮大路入口近くの花屋で、菜の花を買った。菜の花の声、「買った客が、広い畑に植えてくれるなら良いが、運悪く、小さな鉢のまま!いや待てよ、俳句にな…

桜満つ幸多かれとバイト生

桜満つ幸多かれとバイト生 (さくらみつさちおおかれとばいとせい 忠男) 〔季語:桜(春)〕 3月末、にっけんのバイトの二人が、大学を卒業して、4月からは、会社に就職する。 国立市の桜が満開、二人の卒業、就職をお祝いしているように見える。 経営者の私…

桜舞う川面に玉の絵描きながら

桜舞う川面に玉の絵描きながら (さくらまうかわもにたまのえかきながら 忠男) 〔季語:桜(春)〕 4月3日、久しぶりに、片倉町の自宅から、八王子みなみ野まで、川沿いの桜並木の道を歩いた。桜の花びらは舞いながら川面に、美しい絵を描いてゆく。幼い子を…

鶯や孫の声かと高尾山

鶯や孫の声かと高尾山 (うぐいすやまごのこえかとたかおさん 忠男) 〔季語:鶯(春)〕 2021年11月3日、妻と大学生の孫と高尾山山頂へ初めて登った。 この3月11日、1人、2回目の高尾山山頂へ。 運の良いことに、鶯の声が・・・ ああ、大学生の孫の…

たんぽぽや確かな声が聞いこえた

たんぽぽや確かな声が聞いこえた (たんぽぽやたしかなこえがきいこえた 忠男) 〔季語:たんぽぽ(春)〕 3月23日、慈眼寺の参道で、小雨に濡れた、たんぽぽが目についた。雨を化粧水?として、一層、美しく見えるたんぽぽ、「桜の花ばかり見ないで、私たち…

おはなみやぞうとらごりらこどものめ

おはなみやぞうとらごりらこどものめ 〔季語:おはなみ(春)〕 3月30日(金)お花見に、上野に向かった。桜は満開、ついでに上野動物園に入る。動物園に入ると、桜のことはすっかり忘れてしまい、子どもになって、ぞう、虎、ゴリラ、オットセイ・・に夢中…

時待てば君主人公桃の花

時待てば君主人公桃の花 (ときまてばきみしゅじんこうもものはな 忠男) 〔季語:桃の花(春)〕 3月の半ば過ぎに見た時は、大きな鉢の桃の花が、大きく立派に、庭の主人公顔で咲いていた。3月末、見たら、花は落ち目立たない。代わりに、小さな鉢に植えた桃…

菜の花や褒めて育てば子は育つ

菜の花や褒めて育てば子は育つ (なのはなやほめてそだてばこはそだつ 忠男) 〔季語:菜の花(春)〕 今年も、にっけん近くの幼稚園には、菜の花が咲く。 記紀歌謡の勉強会の相磯(草場)裕先生、「良いことを話すと良い結果になる。子どもを褒めて育てると良い…