2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
風強く彼岸参りや祥雲寺 (かぜつよくひがんまいりやしょううんじ 忠男) 〔季語:彼岸参り(春)〕 3月18日(月)嵐のような強い風、中央線も山手線も突風のため、速度を落としての運転!渋谷区広尾にある祥雲寺へお墓参り。祖父母父母姉などの眠る小野家の…
彼岸入ああ歌い継ぐ歌曲の会 (ひがんいりああうたいつぐかきょくのかい 忠男) 〔季語:彼岸入(春)〕 2024年3月17日(日)銀座王子ホールで、「いぬのおまわりさん」の作曲家、故大中恩氏の奥様、大中清子さん〝大中恩、生誕100年記念プロジェクト…
明日は彼岸友と学ぶや記紀歌謡 (あすはひがんともとまなぶやききかよう 忠男) 〔季語:彼岸(春)〕 3月16日(土)午後1時半から、八王子市クリエイトホールで、友人で、元杏林大学教授の草場(相磯)裕先生による記紀歌謡の勉強会。友人も参加、枕詞など…
小粒だが我が誇りなり黄水仙 (こつぶだがわがほこりなりきずいせん 忠男) 〔季語:黄水仙(春)〕 私の家の庭、小さな黄水仙が、あちらこちらで、花を咲かせている。チューリップも、福寿草も、たんぽぽも、顔を出していない。百草園の豪華な水仙の花園には、…
切り株に並ぶ人形卒業の (きりかぶにならぶにんぎょうそつぎょうの 忠男) 〔季語:卒業(春)〕 薬王院へ向かう道に、 「高尾山、切り株分校、卒業おめでとう」 子どもや大人たちを、楽しませてくれている。私などは、ああ、卒業式の時期だ!切り株の上で、季…
梅が香や高幡不動五重塔 (うめがかやたかはたふどうごじゅうのとう 忠男) 〔季語:梅が香(春)〕 3月12日、京王線で高幡不動まで。梅の花を見たくて、五重塔の近くにある梅の花、まだ咲いていて良かった、梅の香りも確か!近くでは、桜も咲き始めて、不動三…
雨降れど友と語ればまさに春 (あめふれどともとかたればまさにはる 忠男) 〔季語:春(春)〕 2024年3月12日(火)冷たい雨、午後3時過ぎ、にっけん本部に、友人の若松絵美子さんがいらした。児童文学作家の松谷みよ子さん、渋谷勲さんとの懐かしい思…
畦道に薺の花や白い星 (あぜみちになずなのはなやしろいほし 忠男) 〔季語:薺の花(春)〕 3月はじめ、片倉城跡公園から、住吉神社をお詣り、八王子みなみ野へ向かう道に、畑が続く。今は、作物は栽培されていない様子。畑の畦道には、薺の花があちらこちら…
たんぽぽが小さいながら顔見せて (たんぽぽがちいさいながらかおみせて 忠男) 〔季語:たんぽぽ(春)〕 3月はじめ、片倉城跡公園から片倉つどいの森公園方面に行く途中の草むらに、小さなたんぽぽが、可愛らしい顔を、まだ、寒いからなのか、1、2、3本と…
春の雪夢のごとくにはや消えて (はるのゆきゆめのごとくにはやきえて 忠男) 〔季語:春の雪(春)〕 3月8日、朝、目を覚まして、2階から庭を見ると、うっすらと雪景色。ああ、きれい!新聞を読むと、1センチの積雪とのこと。しばらくして庭に出てみたが、…
うっすらと庭をうるおす春の雪 (うっすらとにわをうるおすはるのゆき 忠男) 〔季語:春の雪(春)〕 3月8日、朝目覚めて2階から庭を見ると、うっすらと雪景色。新聞を読むと、1センチの積雪とのこと。雪かきなどしなくても大丈夫、しばらくたってから、庭…
春なれどまわらぬ水車水浅し (はるなれどまわらぬすいしゃみずあさし 忠男) 〔季語:春(春)〕 3月初め、片倉城跡公園へ散歩に。水車小屋の水車は、もうまわっているかなあ?わくわくした気持ち・・・ああ、まだまわっていない。春の雪どけ水が、草むらの中…
春の夜やスペイン旅立つ良き友よ (はるのよやすぺいんたびだつよきともよ 忠男) 〔季語:春の夜(春)〕 3月5日(月)暖かな春の夜、立川伊勢丹8階の寿司店で旅立つ友人を励ます会!料理人の友人、石丸晃平さんが、4月からスペインへ料理の勉強に行くとい…
啓蟄や城跡公園水の音 (けいちつやじょうせきこうえんみずのおと 忠男) 〔季語:啓蟄(春)〕 3月5日(火)カレンダーを見ると、啓蟄、自宅近くの片倉城跡公園を散歩。冷たい風が吹いて、静まり返っている。耳を澄ますと、水の流れる音がかすかに聞こえて、…
春浅し古深し記紀歌謡 (はるあさしいにしえふかしききかよう 忠男) 〔季語:春浅し(春)〕 3月2日(土)午後1時半から、八王子市クリエイトホールで、元杏林大学教授で、友人の草場(相磯)裕先生による記紀歌謡の勉強会、友人等参加、「幸福の王子」「福…
水仙も梅もにぎやか百草園 (すいせんもうめもにぎやかもぐさえん 忠男) 〔季語:水仙(冬)、梅(春)〕 2月末、百草園では、水仙の花が花園になって広く美しく咲いている。春になって、水仙は、もう少しで終わり、紅白の梅の花は、まだこれからといった感じ。…
坂道を登れば雛の百草園 (さかみちをのぼればひなのもぐさえん 忠男) 〔季語:雛(春)〕 2月25日(月)午後、京王百草園へ。百草園駅から長い坂道を登って、百草園へ。入口から、階段を登ると、紅白の梅があちらこちらに!一番上に、雛人形が飾ってある建…
ひな人形お伽の国か高尾山 (ひなにんぎょうおとぎのくにかたかおさん 忠男) 〔季語:ひな人形(春)〕 2月29日、午後高尾山へ。切り株の上に可愛らしいひな人形?お伽の国かと思えば高尾山、道ゆく人も、足をとめて、しばし、夢見心地。春の雪もとけて、こ…
折れたとて高尾の梅よ花咲かせ (おれたとてたかおのうめよはなさかせ 忠男) 〔季語:梅、花(春)〕 2月29日、午後から高尾山へ。何日か前の強風によって、大きな枝が折れてしまったと思われる紅梅の木、折れてはいても「花を咲かせ!負けるなよ!」高尾山…
梅見れば待つは鶯百草園 (うめみればまつはうぐいすもぐさえん 忠男) 〔季語:梅、鶯(春)〕 2月25日(月)午後、京王百草園へ。昨年見た百草園の梅の花を、今年も見たいと。今年は、欲が出て、梅の花に鶯が鳴く声を聞きたいと、1時間近く見ていたが現れ…
春の風背中押し押し百草園 (はるのかぜせなかおしおしもぐさえん 忠男) 〔季語:春の風(春)〕 2月25日(月)午後、京王百草園へ、花見。百草園駅から、坂道をかなり登って行く。78歳のよれよれ歩く私には、長い坂道は、きつい!今日は、坂道を、風が背…