2021-08-18から1日間の記事一覧

さびしげにコート見つめる百日紅

(さびしげにこーとみつめるさるすべり 忠男) 〔季語 百日紅(夏)〕 緊急事態宣言中、コロナ患者数急増だからか、テニスコートにテニスをする学生さんの姿はない。いつもは元気いっぱいの、百日紅も、何だかさびしげに見えるよ。

鶏頭が季節教える散歩道

(けいとうがきせつおしえるさんぽみち 忠男) 〔季語 鶏頭(秋)〕 片倉の自宅から、八王子席への散歩道、鶏頭の花、暑い毎日が過ぎようとして・・・猫と目が合ったよ!

百合の花程々が良し友の声

(ゆりのはなほどほどがよしとものこえ 忠男) 〔季語 百合の花(夏)〕 百合の花が、雨風に打たれて道路に倒れている。背伸びしすぎたのか?友人の小澤潔さんが、「程々が良い」とよく言っていたが・・・

百合の花隙間見つけて花咲かす

(ゆりのはなすきまみつけてはなさかす 忠男) 〔季語 百合の花(夏)〕 家の近くの道路に、百合の花が咲いている。 石の隙間を見つけて咲く、百合の花の生命力に感動!どんな状況でも、活路を見出して、花を咲かせましょう!

孫と紐力ゆるめて夏の夕

(まごとひもちからゆるめてなつのゆう 忠男) 〔季語 夏の夕(夏)〕 八王子駅から片倉の自宅までの帰り道、小学生のお孫さんとおじいさん、綱引きならぬ紐引き、どちらが勝つか?道には、長ーい私の影・・・

百合を友ホッとひと息書の時間

(ゆりをともほっとひといきしょのじかん 忠男) 〔季語 百合(夏)〕 人と人との接触を減らす、コロナ禍の今、百合を友として、書を楽しむのもイイかも・・・

コロナ禍の二人にゃスイカ大きすぎ

(ころなかのふたりにゃすいかおおきすぎ 忠男) 〔季語 スイカ(秋)〕 コロナ禍で、外出自粛、ステイホーム、子や孫に会えないこの一年半、夫婦二人では、スイカは大きすぎ、分けて売っているのも良くわかります。

火を吐いて歌うやカンナカルメンか

(ひをはいてうたうやかんなかるめんか 忠男)〔季語 カンナ(秋)〕 私の家のカンナが今年もう咲いた。まるで、火を吐いて歌っているようだ、カルメンか・・・

吉備の国白桃届く故郷の

(きびのくにはくとうとどくふるさとの 忠男)〔季語 白桃(秋)〕 吉備の国岡山県高梁市の親戚のオペラ歌手・森野美咲さんのご実家から白桃が届いた。 高梁市は、私が生まれた故郷でもあるよ。もしかしたら、私は桃太郎の子孫かも、なーんて!