2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
かきつばた池のほとりの秘宝かな (かきつばたいけのほとりのひほうかな) 〔季語:かきつばた(夏)〕 5月22日(水)、午前中、近くの片倉城跡公園を散歩。公園を散歩している方にお聞きしたところ、池のほとりに、隠れるように、美しい純白のかきつばた!な…
新緑や友と学ぶは記紀歌謡 (しんりょくやともとまなぶはききかよう) 〔季語:新緑(夏)〕 2024年、令和6年、5月25日(土)午後1時半から、八王子市クリエイトホールで、元杏林大学教授で、友人の草場(相磯)裕先生による記紀歌謡の勉強会、友人お二…
友偲び五月歌舞伎座百周年 (ともしのびごがつかぶきざひゃくしゅうねん) 〔季語:五月(夏)〕 令和6年5月24日、「サッちゃん」など作曲家の故大中恩さんの奥様、大中清子さん、お嬢様、大中ナオミさん、私の姉、妻、孫と五月歌舞伎座へ。7月の大中恩さん…
さつき誘う城跡公園散歩して (さつきさそうじょうせきこうえんさんぽして) 〔季語:さつき(夏)〕 5月22日(木)午前中、片倉城跡公園へ。 公園の入口から、誘うように、さつきが道沿いに続いて咲いている。 さつきの上には、力強いブロンズ像、美しいブロ…
緑雨やみ坂道多き百草園 (りょくうやみさかみちおおきもぐさえん) 〔季語:緑雨(夏)〕 5月13日(月)午前中は雨、北野のスポーツセンターでヨガを。午後、北野駅から京王百草園へ。雨はやみ、清々しい気持ちで百草園への坂道を登って行く。あじさいの花も…
黒百合やああ〝君の名は〟高尾山 (くろゆりやああきみのなは高尾山 忠男) 〔季語:黒百合(夏)〕 5月9日、高尾山へ行った際、山野草の売場で、黒百合を見つけて、買って帰った。〝君の名は〟の主題歌の中に、「黒百合は恋の花、愛する人にささげれば、二人…
見上げれば高幡不動八重うつぎ (みあげればたかはたふどうやえうつぎ 忠男) 〔季語:うつぎ(夏)〕 5月20日、午後、京王線北野駅から、電車に乗って、高幡不動へ。 門を入ってすぐの場所にある枝垂れ桜は、すっかり葉桜に。お詣りして、ふと見ると、白い大…
牧水の石碑に添いてさつき咲く (ぼくすいのせきひにそいてさつきさく 忠男) 〔季語:さつき(夏)〕 5月20日(月)午後、北野駅から、京王線に乗り、百草園へ。朝雨だったのが、午後は、晴れ間も見えて、百草園に入ってすぐ横にある若山牧水の石碑のまわり…
人はけて今が盛りの橡の花 (ひとはけていまがさかりのとちのはな 忠男) 〔季語:橡の花(夏)〕 5月9日、桜の頃は、家族連れで、賑わっていた片倉城跡公園の片隅に、橡の花が、今が盛りと咲いている。でも、家族連れの賑わいはない。 私と同じ、写真を撮って…
清らかな祈りの花か著莪の花 (きよらかないのりのはなかしゃがのはな 忠男) 〔季語:著莪の花(夏)〕 5月15日午後から、住吉神社をお詣り、ふと見ると、神社の後ろの土手に、著莪の花が群生している。著莪の花は、以前、友人と那智大社をお詣りした際にも…
青葉若葉〝夢に包まれ〟私まで (あおばわかば〝ゆめにつつまれ〟わたしまで 忠男) 〔季語:青葉若葉(夏)〕 片倉城跡公園を散歩して、しばらく行くと、〝夢に包まれ〟の美しいブロンズ像がある。 青葉若葉の中、なお一層、輝いて見える。 年老いた私まで、〝…
卯の花や白き希望をふくらませ (うのはなやしろききぼうをふくらませ) 〔季語:卯の花、夏〕 片倉城跡公園を入って、水車小屋に向かう道に、毎年、私を楽しませてくれるうつの木が二本ある。5月10日を過ぎてから、白き希望のつぼみを咲かせて、道行く人…
黄菖蒲やこの世わが世と咲き乱れ (きしょうぶやこのよわがよとさきみだれ 忠男) 〔季語:黄菖蒲(夏)〕 5月14日、自宅近くの片倉城跡公園を散歩する。水車小屋の辺りを見まわすと、黄菖蒲があちらこちらで、かたまりになって咲いている。この世は我が世と…
教会の坂道登れば夏の富士 (きょうかいのさかみちのぼればなつのふじ 忠男) 〔季語:夏(夏)〕 5月14日、快晴、自宅近くにある教会の坂道を登ると、はっきりと、富士山が見える。これまでは、春霞で、うっすらとしか見えなかった富士、画家の横山大観の〝…
妻なのに母の日祝う何十年 (つまなのにははのひいわうなんじゅうねん 忠男) 〔季語:母の日(夏)〕 令和6年、5月12日(日)母の日、 思えば、私が26歳、妻が25歳の時、結婚。1年後、娘が生まれ、5年後、息子が生まれ、妻から母に!あれから、何十年…
母の日や勝るものなし子の笑顔 (ははのひやまさるものなしこのえがお 忠男) 〔季語:母の日(夏)〕 5月12日、母の日、妻の節子は、私からは、赤ピンクのカーネーション、子ども二人からも、それぞれに素晴らしいプレゼント。多分だが、一番嬉しいのは、子…
青嵐帽子飛ばして知らんぷり (あおあらしぼうしとばしてしらんぷり 忠男) 〔季語:青嵐(夏)〕 5月11日(土)午前10時、八王子市めじろ台駅近くの書道教室へ。 日差しが強いので、ここ数日、帽子をかぶって外出する。京王線めじろ台駅を降りてすぐ、あー…
アイリスの花を仰いで手酌酒 (あいりすのはなをあおいでてじゃくざけ 忠男) 〔季語:アイリス(夏)〕 5月17日、山野草の研究家の星野明先生の家の前を通ると、アイリスの花がいっぱい!「アイリスは、一日花」そうおっしゃって、つぼみを選んで、取ってく…
雨あがり夏の水車の音強し (あめあがりなつのすいしゃのおとつよし 忠男) 〔季語:夏(夏)〕 5月9日、片倉城跡公園を散歩、昨夜の雨はやんだが、木々の葉はところどころ濡れて光って見える。水車小屋まで歩くと、水車へと流れる川の水量がいつもより増え、…
黄菖蒲や橋の両側彩って (きしょうぶやはしのりょうがわいろどって 忠男) 〔季語:黄菖蒲(夏)〕 5月6日、片倉城跡公園を散歩。水車小屋へと続く橋の上、橋の両側を、黄菖蒲が彩って、「夏が来たよ」と教えてくれているようだ。冬は、氷が張り、春は、おた…
睡蓮や空の青さを葉に写し (すいれんやそらのあおさをはにうつし 忠男) 〔季語:睡蓮(夏)〕 5月6日、自宅近くの片倉城跡公園を散歩。池の中に茶色く沈んでいた睡蓮の葉が、夏になって、空の光を浴びたいと言うように、すっかり、水面から顔を出していた。…
葉桜や空の青さはかわらねど (はざくらやそらのあおさはかわらねど 忠男) 〔季語:葉桜(夏)〕 5月5日、歌舞伎座で筋書を買った後、有楽町駅から、山手線で、上野へ。4月5日に行った際は、満開で、桜を楽しむ人で、にぎわっていた上野だが、すっかり葉桜…
晴れ渡る銀座歌舞伎座こどもの日 (はれわたるぎんざかぶきざこどものひ 忠男) 〔季語:こどもの日(夏)〕 5日、わくわくした気分で、銀座歌舞伎座へ筋書を買いに、こどもの日。「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」の作曲者故大中恩さんの奥様とお嬢様と五…
友妻と亡き歌手しのぶみどりの日 (ともつまとなきかしゅしのぶみどりのひ) 〔季語:みどりの日、春〕 5月4日(土)、みどりの日、J:COMホール八王子にて〝八代亜紀追悼コンサート〟オーケストラで蘇る感動の歌、友人と妻と一緒に。ゲストの歌手の小林幸…
神社にて〝卯の花祭り〟ああ旧暦 (じんじゃにてうのはなまつりああきゅうれき 忠男) 〔季語:卯の花(夏)〕 29日、子安神社で、〝卯の花祭り〟、神社へ昼頃行くと、卯の花は、咲いていない。神社の方の話し「〝卯の花祭り〟は、朝行いました。卯の花が咲い…
葱坊主畑に次は何植える? (ねぎぼうずはたけにつぎはなにうえる? 忠男) 〔季語:葱坊主(春)〕 4月の終わり、八王子市片倉町の私の家の近く、教会の横にある畑、見ると、葱坊主だけがあって、あとは、きれいに耕されている。まるで、葱坊主が畑の持ち主の…
行く春や友のピアノの音はずみ (ゆくはるやとものぴあののおとはずみ 忠男) 〔季語:行く春(春)〕 4月29日(月)午後1時半から、市ヶ谷にある、ルーテル市ヶ谷ホールにて、ピアニストで友人の海野葵さんが演奏なさる演奏会、満席!女性コーラスの歌声の…
目覚めれば鶯の声庭先に (めざめればうぐいすのこえにわさきに 忠男) 〔季語:鶯(春)〕 4月の終わり、目覚めれば、窓越しに、鶯の声、庭先から・・・何て良い朝なんだろ!先日、NHKテレビ、「街にも進出!?ウグイス美声の真実」ーダーウィンが来た!で、鶯…