2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

教会の坂道登れば夏の富士

教会の坂道登れば夏の富士 (きょうかいのさかみちのぼればなつのふじ 忠男) 〔季語:夏(夏)〕 5月14日、快晴、自宅近くにある教会の坂道を登ると、はっきりと、富士山が見える。これまでは、春霞で、うっすらとしか見えなかった富士、画家の横山大観の〝…

妻なのに母の日祝う何十年

妻なのに母の日祝う何十年 (つまなのにははのひいわうなんじゅうねん 忠男) 〔季語:母の日(夏)〕 令和6年、5月12日(日)母の日、 思えば、私が26歳、妻が25歳の時、結婚。1年後、娘が生まれ、5年後、息子が生まれ、妻から母に!あれから、何十年…

母の日や勝るものなし子の笑顔

母の日や勝るものなし子の笑顔 (ははのひやまさるものなしこのえがお 忠男) 〔季語:母の日(夏)〕 5月12日、母の日、妻の節子は、私からは、赤ピンクのカーネーション、子ども二人からも、それぞれに素晴らしいプレゼント。多分だが、一番嬉しいのは、子…

知らんぷり帽子飛ばして青嵐

知らんぷり帽子飛ばして青嵐 (しらんぷりぼうしとばしてあおあらし 忠男) 〔季語:青嵐(夏)〕 5月11日(土)午前10時、八王子市めじろ台駅近くの書道教室へ。 日差しが強いので、ここ数日、帽子をかぶって外出する。京王線めじろ台駅を降りてすぐ、あー…

アイリスの花を仰いで手酌酒

アイリスの花を仰いで手酌酒 (あいりすのはなをあおいでてじゃくざけ 忠男) 〔季語:アイリス(夏)〕 5月17日、山野草の研究家の星野明先生の家の前を通ると、アイリスの花がいっぱい!「アイリスは、一日花」そうおっしゃって、つぼみを選んで、取ってく…

雨あがり夏の水車の音強し

雨あがり夏の水車の音強し (あめあがりなつのすいしゃのおとつよし 忠男) 〔季語:夏(夏)〕 5月9日、片倉城跡公園を散歩、昨夜の雨はやんだが、木々の葉はところどころ濡れて光って見える。水車小屋まで歩くと、水車へと流れる川の水量がいつもより増え、…

黄菖蒲や橋の両側彩って

黄菖蒲や橋の両側彩って (きしょうぶやはしのりょうがわいろどって 忠男) 〔季語:黄菖蒲(夏)〕 5月6日、片倉城跡公園を散歩。水車小屋へと続く橋の上、橋の両側を、黄菖蒲が彩って、「夏が来たよ」と教えてくれているようだ。冬は、氷が張り、春は、おた…

睡蓮や空の青さを葉に写し

睡蓮や空の青さを葉に写し (すいれんやそらのあおさをはにうつし 忠男) 〔季語:睡蓮(夏)〕 5月6日、自宅近くの片倉城跡公園を散歩。池の中に茶色く沈んでいた睡蓮の葉が、夏になって、空の光を浴びたいと言うように、すっかり、水面から顔を出していた。…

葉桜や空の青さはかわらねど

葉桜や空の青さはかわらねど (はざくらやそらのあおさはかわらねど 忠男) 〔季語:葉桜(夏)〕 5月5日、歌舞伎座で筋書を買った後、有楽町駅から、山手線で、上野へ。4月5日に行った際は、満開で、桜を楽しむ人で、にぎわっていた上野だが、すっかり葉桜…

晴れ渡る銀座歌舞伎座こどもの日

晴れ渡る銀座歌舞伎座こどもの日 (はれわたるぎんざかぶきざこどものひ 忠男) 〔季語:こどもの日(夏)〕 5日、わくわくした気分で、銀座歌舞伎座へ筋書を買いに、こどもの日。「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」の作曲者故大中恩さんの奥様とお嬢様と五…

友妻と亡き歌手しのぶみどりの日

友妻と亡き歌手しのぶみどりの日 (ともつまとなきかしゅしのぶみどりのひ) 〔季語:みどりの日、春〕 5月4日(土)、みどりの日、J:COMホール八王子にて〝八代亜紀追悼コンサート〟オーケストラで蘇る感動の歌、友人と妻と一緒に。ゲストの歌手の小林幸…

神社にて〝卯の花祭り〟ああ旧暦

神社にて〝卯の花祭り〟ああ旧暦 (じんじゃにてうのはなまつりああきゅうれき 忠男) 〔季語:卯の花(夏)〕 29日、子安神社で、〝卯の花祭り〟、神社へ昼頃行くと、卯の花は、咲いていない。神社の方の話し「〝卯の花祭り〟は、朝行いました。卯の花が咲い…

葱坊主畑に次は何植える?

葱坊主畑に次は何植える? (ねぎぼうずはたけにつぎはなにうえる? 忠男) 〔季語:葱坊主(春)〕 4月の終わり、八王子市片倉町の私の家の近く、教会の横にある畑、見ると、葱坊主だけがあって、あとは、きれいに耕されている。まるで、葱坊主が畑の持ち主の…

行く春や友のピアノの音はずみ

行く春や友のピアノの音はずみ (ゆくはるやとものぴあののおとはずみ 忠男) 〔季語:行く春(春)〕 4月29日(月)午後1時半から、市ヶ谷にある、ルーテル市ヶ谷ホールにて、ピアニストで友人の海野葵さんが演奏なさる演奏会、満席!女性コーラスの歌声の…

目覚めれば鶯の声庭先に

目覚めれば鶯の声庭先に (めざめればうぐいすのこえにわさきに 忠男) 〔季語:鶯(春)〕 4月の終わり、目覚めれば、窓越しに、鶯の声、庭先から・・・何て良い朝なんだろ!先日、NHKテレビ、「街にも進出!?ウグイス美声の真実」ーダーウィンが来た!で、鶯…