沢瀉やいつか耳にし歌舞伎座の

 

(おもだかやいつかみみにしかぶきざの 忠男) 〔季語:沢瀉(夏)〕

 

我が家の庭の水槽に、小さな白い花、沢瀉(おもだか)、この花を見ると、歌舞伎座で聞いた「澤瀉屋!」の掛け声、三代目の市川猿之助の、見事な演技を思い出す。確か、七変化・・・いつのことだったか?