2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

すみれ草生きる力を花にして

(すみれそういきるちからをはなにして 忠男) 〔季語:すみれ草(花、春)〕 自宅から片倉駅への道、教会を過ぎた時、足元をふと見ると、道路の隙間に、すみれ草。こんな所に、「きれい!」生きる力に感動、その力を花にして・・・私たちも、どんな場所でも、花…

たんぽぽや空舞う宝石身につけて

(たんぽぽやそらまうほうせきみにつけて 忠男) 〔季語:たんぽぽ(春)〕 たんぽぽは、春の野原なら、どこにでも見られる花、八王子市片倉町の自宅周辺の道にも畑にも公園にも・・・花は夜空の星かと思ったら、種、綿毛と、美しい宝石になり、春風にのって空へ…

江戸情緒残すやツツジ八王子

(えどじょうちょのこすやつつじはちおうじ 忠男) 〔季語:ツツジ(春)〕 八王子駅を出てしばらく歩くとツツジが満開の場所がある。 〝江戸のツツジで町づくり〟の札がかかっている。 確かに、渋谷区広尾や国立市と違って、八王子市は、江戸の情緒が残っている…

朝の窓蝶舞踊り我もまた

(あさのまどちょうまいおどりわれもまた 忠男) 〔季語:蝶(春)〕 朝、2階のベッドから窓を見ていると、蝶が気持ち良く舞っている。まるで、天女のように・・・私も舞おうかと・・・しかし、どこかへ消えてしまった。 ベッドから飛び出して窓の外を見たが、姿…

見いつけた隙間に生命春の風

(みいつけたすきまにいのちはるのかぜ 忠男) 〔季語:春の風(春)〕 春の風が強く吹く日、自宅の周りの道を掃くのも一苦労、掃いても掃いても、葉が落ちてくる。今日は、何か良いことないかなあ? と良く見ると、ナメクジ?こんな隙間にも尊き生命が、と、ふ…

花終わり今度はわたしね八重桜

(はなおわりこんどはわたしねやえざくら 忠男) 〔季語:花、八重桜(春)〕 4月下旬、国立市のソメイヨシノは、すっかり葉桜になり、ちょっと淋しい気持ちでいたが、かつて、にっけんがあった場所の向かい側に、「今度は、私ね!」と八重桜が満開、国立市は花…