2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
(せいぼうのぞうにはさまれかたつむり 忠男)〔季語 蝸牛(夏)〕 今日は片倉城跡公園に行って、大好きな、北村西望の作品の間で、写真を撮ってもらった。"たゆまざる歩み恐ろし蝸牛" 私も、蝸牛のように生きたいなあ!
(あおすすきざへんしゆうのろさんじん 忠男)〔季語 青ススキ(夏)〕 青ススキの道を通り、みなみ野の陶芸教室に、今日は、北大路魯山人の"座辺師友"(人間の中に師を求めるのではなく、優れた作品を師と仰げ)を念頭に、先人の作品を見て、抹茶茶碗を造りま…
(かぜふけどなびいてつよしあおすすき 忠男)〔季語 青芒(夏)〕 風に逆らわず、気持ち良くなびく青芒、こうやって、コロナ禍の今も、辛抱強く生きたいなあ!
(えしゃじょうりあまのがわでのよきわかれ 忠男)〔季語 天の川(秋)〕 会者定離、天の川で1年に一度会えても、また、別れが待っている。 せめても、心地よい別れにしたいものだ。
(デートするあいてはことしあまのがわ 忠男)〔季語 天の川(秋)〕 デートする相手のいない人たちよ、発想を大きく、かえたらどうだろうか?
(あまのがわわがこいびとというはだれ? 忠男)〔季語 天の川(秋)〕 昔は空が綺麗で、恋人のように憧れた人もいただろう。 今でも、天の川を研究している人にとっては、恋人のようなものかもしれない。
(こいびとにするとはゆめのあまのがわ 忠男)〔季語 天の川(秋)〕 たとえ恋人がいなくても、天の川を恋人にしたらどうだろうか。 東京では、はっきりとは見えないが・・・
(ゆうだいだわたしのこいびとあまのがわ 忠男)〔季語 天の川(秋)〕 七月七日、今年も天の川は、東京ではハッキリとは見ることができなさそう。 子どもの頃、岡山県高梁市で見た天の川は、写真のように、はっきりしていた・・・
(つばめのこかんきょうおせんまったなし 忠男)〔季語 つばめの子(夏)〕 私の育った渋谷区広尾では、今よりはつばめの姿をよく見たものだ。 この八王子では、巣を見ることが少しずつ減っている。 環境汚染、待ったなし、ということだろう。
(つばめのこえきのすいっぱいぶじそだつ 忠男)〔季語 つばめの子(夏)〕 6月20日に横浜線片倉駅構内のつばめの巣を見ると、 もう立派に育っている。 また来年も、ここ片倉に来ておくれ。
(あおすすきりはくのまいをおもいつつ 忠男)〔季語 青芒(夏)〕 青芒の中に、一本の枯れすすき、中国の盛唐の時代の詩人、李白の、『月下独酌』の詩を思い浮かべていました。 独り酒を飲んで、歌い舞う・・・。
(あおすすきしあわせいのるわかれかな 忠男)〔季語 青芒(夏)〕 青芒に混じって去年の枯れ芒が残っている。 若い人の幸せを祈って別れを惜しんでいるようにも見える。
(なでしこのふらりゆらりがわがすがた 忠男)〔季語 撫子(秋)〕 撫子の花を見ていると、何か私の姿を見ているような気がする。 私は撫子のようにきれいなわけではないけれども、ふらりゆらりした様が私の心のように思えてくる。
(キキョキキョキキキョキキョキッキなつうぐいす 忠男)〔季語 夏(夏)〕 林でずっとウグイスの声を聴いていると、ウグイスがなく練習をしているのか、何回も色々な声で鳴いていました。 歌でもそうですが、鳴き声でもやはり練習する時期があるのだなあと…
(なつうぐいすみみをすませばせんきょカー 忠男)〔季語 夏(夏)〕 八王子片倉の自宅から、八王子駅までの道の途中に大きな林があって、そこで珍しいウグイスの声が聞こえたので耳を澄まして30分くらい聴いていました。 するとそこへ7月4日投票の都議選…
(なつのちょうおうこのすがたなつかしや 忠男)〔季語 蝶(春)〕 自宅に帰る教会へ向かう坂道の手前に、大きな農家の家がある。 ふと見ると、小学三~四年くらいの男の子二人が、飛んでいるモンシロチョウを被った帽子で咄嗟に捕まえようとしている・・・…
(あおかえでさがしてむちゅうあっいたい 忠男)〔季語 青楓(夏)〕 自宅の庭で見つけた青楓。写真を撮るのに夢中になっていたら、頭を蜂に刺されました。
(ろくがつやいちねんぶりのすしおいしい 忠男)〔季語 六月(夏)〕 昨年二月からこの六月まで、一年以上にわたって、コロナが怖くて寿司屋に行けませんでした。 五月二十日に一回目、六月十三日に二回目のコロナワクチンを受けて、六月二十一日、妻の節子…