2023-12-05から1日間の記事一覧

日ごと増すカーテン越しの寒さかな

日ごと増すカーテン越しの寒さかな (ひごとますかあてんごしのさむさかな 忠男) 〔季語:寒さ(冬)〕 12月に入り、ますます寒さが厳しくなった感じがする。今年は、夏、秋と、猛暑日が続いて、熱中症になる人も多かったようだが、さすがに11月8日立冬過…

記紀の冬箸はし柱はしごまで

記紀の冬箸はし柱はしごまで (ききのふゆはしはしはしらはしごまで 忠男) 〔季語:冬(冬)〕 12月2日、八王子市クリエイトホールで、友人で元杏林大学教授の草場裕先生の、記紀歌謡の勉強会、味わい深く感動!箸、橋、柱、梯子の語源が同じ、つなぐ、と言…

愛媛から葉付きのみかん兄からの

愛媛から葉付きのみかん兄からの (えひめからはつきのみかんあにからの 忠男) 〔季語:みかん(冬)〕 愛媛県松山市に住む、87歳の兄、小野隆士から、みかんがたくさん届いた。葉付きのみかんもあり、甘くて実に美味しい!兄には、子どもの頃から世話になっ…

道掃けば落葉並べてうっとりと

道掃けば落葉並べてうっとりと (みちはけばおちばならべてうっとりと 忠男) 〔季語:落葉(冬)〕 11月末、自宅の周りの道を掃くと、綺麗な落葉に感動し、うっとりとすることがある。 そして並べてみる、自然は、絵のように、美しいなあ!画家は、自然の美に…

枯枝の向こうに青空どこまでも

枯枝の向こうに青空どこまでも (かれえだのむこうにあおぞらどこまでも 忠男) 〔季語:枯枝(冬)〕 片倉城跡公園から八王子みなみ野に向かう広場に、大きな桜の木!お花見時分には桜の花がおおい、空は見えなかった。今日、桜の木の枯枝を見上げると、青い空…

輝けど頭を垂れて冬の薔薇

輝けど頭を垂れて冬の薔薇 (かがやけどこうべをたれてふゆのばら 忠男) 〔季語:冬の薔薇(冬)〕 11月24日、玄関先に、赤い薔薇。勿体無い、花を支える枝が細いのか、自信がないのか、うつむき加減、下からのぞかないと、花が見えない。無二の親友の小澤…

もらい酒熱燗心も温まり

もらい酒熱燗心も温まり (もらいざけあつかんこころもあたたまり 忠男) 〔季語:熱燗(冬)〕 にっけんでバイトしてくださっている方のお父さまからのお土産で、お酒をいただいた。さっそく、熱燗にして・・・お父さまの有難いお心が、熱燗にこもっているよう…