2022-06-07から1日間の記事一覧

かきつばた無二の親友二人立ち

(かきつばたむにのしんゆうふたりたち) 〔季語:かきつばた 夏〕 庭の草花の中に、二つ咲くかきつばたの花を観ていると、大相撲の力士の間に立った、無二の親友の小澤潔さんと私の写真が、ふと思い浮かんだ! あははは、力士たちの方が、かきつばたかも知れ…

山おりて卯の花初めて高尾山

(やまおりてうのはなはじめてたかおさん) 〔季語:卯の花 夏〕 6月5日、高尾山へ。リフトに乗って、帰りは、初めて、山道を歩いた。途中、親切な人がいて、あれは、ほととぎすの声、これは、卯の花と、教えてくださった。 高尾山の麓で、卯の花、 初めて見…

竹の子や行方知れずの子どもたち

(たけのこやゆくえしれずのこどもたち) 〔季語:竹の子 夏〕 竹の子たちが、どうなったか、見に行った。 親の近くの竹の子たちは、立派に育っていた。ところで、親から離れて育っていた竹の子たちは? あの雲の彼方で生きて欲しいな!

著莪の花やっと見つけた高尾山

(しゃがのはなやっとみつけたたかおさん) 〔季語:著莪の花 夏〕 5月28日、高尾山へ。木立の道を行くと、著莪の花が、盛りを過ぎてはいたが、2、3本、花を咲かせていた。俳句にしたい花だったが、自宅周辺や国立市では、終わってしまった!高尾山に来て…

庭の隅小さき薔薇にも生命あり

(にわのすみちいさきばらにもいのちあり) 〔季語:薔薇 夏〕 庭の草木を見ていると、かきつばたやさつきが目に入る。今日は、庭をよく見てみたら、今まで目に入らなかった薔薇の花が、目に入った。小さく目立たないが、命いっぱいに、美しく咲いている。ふと…

燕子花孫と観た絵をふと思い

(かきつばたまごとみたえをふとおもい) 〔季語:燕子花 夏〕 2015年のいつだったか、孫と息子夫婦と、熱海で遊んだ後、MOA美術館に立ち寄った。 ちょうど、尾形光琳の国宝「燕子花屏風絵」が飾られていて、小学生の孫が、「わあ、きれい!」 孫も覚えている…