2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

紫陽花や 心変わりも 自然かな

(あじさいや こころがわりも しぜんかな 忠男)〔季語 紫陽花(夏)〕

夏コスモス 一人が好きな まどさんか

(なつコスモス ひとりがすきな まどさんか 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕 夏のはじめ、1つ咲くコスモスの花、「ぞうさん」の詩人、まど・みちおさん、1人が好き!と、おっしゃっておられたことを思い出しました。 小野忠男 まど・みちおさん まど・みちお…

夏コスモス 一人が好きな 我に似て

(なつコスモス ひとりがすきな われににて 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 世界は君を 待っている

(なつコスモス せかいはきみを まっている 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 君こそ好きな 人もいる

(なつコスモス きみこそすきな ひともいる 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス ずれてはいても 美人だね

(なつコスモス ずれてはいても びじんだね 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス ピント外れが 可愛いな

(なつコスモス ピントはずれが かわいいな 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 仲間いないが 笑ってる

(なつコスモス なかまいないが わらってる 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 寂しくないか 一人だけ

(なつコスモス さみしくないか ひとりだけ 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 人類誕生 進化論

(なつコスモス じんるいたんじょう しんかろん 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 仲間と違って それも良し

(なつコスモス なかまとちがって それもよし 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

夏コスモス 一本ずれて 私かな

(なつコスモス いっぽんずれて わたしかな 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

春コスモス ピントはずれが 我に似て

(はるコスモス ピントはずれが われににて 忠男)〔季語 コスモス(秋)〕

蝶二匹 私も舞って 花畑

(ちょうにひき わたしもまって はなばたけ 忠男)〔季語 蝶(春)〕

蝶が舞い 私も舞って 花畑

(ちょうがまい わたしもまって はなばたけ 忠男)〔季語 蝶(春)〕

雨の日も 晴れの日も良し かきつばた

(あめのひも はれのひもよし かきつばた 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

雨降れど なお輝けり かきつばた

(あめふれど なおかがやけり かきつばた 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

かきつばた コロナ禍忘れ 輝けり

(かきつばた コロナかわすれ かがやけり 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

かきつばた コロナ禍どこか 老夫婦

(かきつばた コロナかどこか ろうふうふ 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

コロナ禍も 幸せ気分 かきつばた

(コロナかも しあわせきぶん かきつばた 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

コロナ禍も 姿変わらず かきつばた

(コロナかも すがたかわらず かきつばた 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

かきつばた 美人に似たり 雨にぬれ

(かきつばた びじんににたり あめにぬれ 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

かきつばた あの娘に似たり 雨にぬれ

(かきつばた あのこににたり あめにぬれ 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕

年老いて 恋をするのも かきつばた

(としおいて こいをするのも かきつばた 忠男)〔季語 かきつばた(夏)〕