2023-10-11から1日間の記事一覧

軽やかにとんぼのとまる枝の先

軽やかにとんぼのとまる枝の先 (かろやかにとんぼのとまるえだのさき 忠男) 〔季語:とんぼ(秋)〕 薔薇の枯枝の先に、「ここが、私の居場所!」と言うように、気持ち良く、とんぼがとまっている。いつ見ても同じ場所。風の吹く中、不動の姿!宇宙に一点、こ…

松茸や誰に似たのか生き写し

松茸や誰に似たのか生き写し (まつたけやだれににたのかいきうつし 忠男) 〔季語:松茸(秋)〕 岩手県産の松茸が手に入る。父は、貧乏なのに、毎年、松茸を買って、自分は、柚子で焼き松茸、家族皆で松茸入すき焼き。いつのまにか、父にそっくり!妻は文句も…

コスモスや思い出の人風の中

コスモスや思い出の人風の中 (こすもすやおもいでのひとかぜのなか 忠男) 〔季語:コスモス(秋)〕 10月2日、コスモスの美しい家、今年も、庭一面、美しい花! 近くの電気屋さんで、話しの楽しい、親切な男性だった。病気で若くして亡くなったとのこと。良…

菊の香やカラオケ書道ボケ帽子?

菊の香やカラオケ書道ボケ帽子? (きくのかやからおけしょどうぼけぼうし? 忠男) 〔季語:菊(秋)〕 菊の香が、心地よい。JR八王子駅北口のカラオケ店。書道教室の友人と、4年ぶりのカラオケ、歌の名前、歌詞がなかなか出てこない。94才、81才、78才…

紅白の曼珠沙華咲く慈眼寺の

紅白の曼珠沙華咲く慈眼寺の (こうはくのまんじゅしゃげさくじげんじの 忠男) 〔季語:曼珠沙華(秋)〕 自宅近くの慈眼寺、お参りに行くと、お地蔵さんの前に、白い曼珠沙華、珍しいなあ、普通は赤いのに。お寺の中には、やはり、赤い曼珠沙華、今日、お参り…