2022-11-15から1日間の記事一覧

白菊や異国の花瓶のそばに立ち

(しらぎくやいこくのかびんのそばにたち 忠男) 〔季語:白菊(秋)〕 白菊の花を、中国の大きな花瓶のそばに置いてみた。 何か、不思議な空間があらわれた気がする。 白菊は、床の間の掛け軸の下にでも良いけれど! 言葉では、あらわせない、面白さ・・・

おはようと香りであいさつ菊の花

(おはようとかおりであいさつきくのはな 忠男) 〔季語:菊の花(秋)〕 11月13日、朝、玄関を出ると、上から下まで、菊の香り、思わず、花に、顔を近づけてしまう。 「おはよう」「おはよう」と、菊の花から、朝のあいさつ、もちろん、言葉ではなく、香り…

小春日和友とカラオケ3年ぶり

(こはるびよりともとからおけさんねんぶり 忠男) 〔季語:小春日和(冬)〕 11月10日、友人とカラオケへ。コロナ禍で、3年近く行けなかったが、94歳の友人と私の2人で。 受付で、体温を計り・・・ 友人は、北島三郎の「高尾山」を歌い、 私は、石原裕…

小春日やくにたちの街空青し

(こはるびやくにたちのまちそらあおし 忠男) 〔季語:小春日(冬)〕 11月9日、仕事で、国立市にあるにっけんに。冬だというのに、暖かく、小春日より!駅周辺、大学通り、富士見通り、空は青く晴れて気持ちが良い。くにたち小野ビルの屋上から、にっけんを…

藤袴季節の終わり惜しむよに

(ふじばかまきせつのおわりおしむよに 忠男) (季語:藤袴(秋)〕 10月末まで、いろいろな虫を集めて華やかだった藤袴。11月に入ると花の勢いはなくなり、過ぎゆく秋の季節を惜しんでいるように見える。あんなに華やかだったのに!立冬、暦の上では冬・・・

コスモスや亡き良き人の庭覆い

(こはるびやくにたちのまちそらあおし 忠男) 〔季語:小春日(冬)〕 11月9日、仕事で、国立市にあるにっけんに。冬だというのに、暖かく、小春日より!駅周辺、大学通り、富士見通り、空は青く晴れて気持ちが良い。くにたち小野ビルの屋上から、にっけんを…