2022-11-02から1日間の記事一覧

迎えるは城跡公園実紫

(むかえるはじょうせきこうえんみむらさき 忠男) 〔季語:実紫(秋)〕 片倉城跡公園の左手の入り口を、見事な紫の美しい実の木が迎えてくれる。 美しい光沢を見れば、何か尊い気持ちになる。 紫式部か小紫か、私には区別がつかないが、秋の楽しみの一つ!

秋刀魚まで痩せ細りたるこの時勢

(さんままでやせほそりたるこのじせい 忠男) 〔季語:秋刀魚(秋)〕 美味しい秋刀魚の塩焼きが食べたいと、スーパーを見てまわったが、今年の秋刀魚は、やせ細っているように見える。 コロナ禍?理由はわからないが・・・ 妻が焼いてくれた秋刀魚、ああ、美味…

下山して抜かれて茸高尾山

(げざんして抜かれてきのこたかおさん 忠男) 〔季語:茸(秋)〕 10月22日、高尾山、帰りは、歩いて下山。若い人たちに、抜かれ抜かれて、足下を見ながら・・・あっ、茸だ!子どもになって、大発見の感動! 人生も、抜かれてもきっと良いことが・・・

何の縁とんぼと私橋の上

(なんのえんとんぼとわたしはしのうえ 忠男) 〔季語:とんぼ(秋)〕 10月29日、片倉城跡公園内を散歩。 水車小屋の近くの橋の上には、とんぼと私だけ、まわりには誰もいない、不思議なご縁・・・ 24歳の私、大堀秀夫先生との出会いが今の私を築いた!

大空を目指して一心芒かな

(おおぞらをめざしていっしんすすきかな 忠男) 〔季語:芒(秋)〕 私の庭の鉢植えの芒、昨年、国立市の花やで、藤袴と芒が同じ鉢植えになったのを買った。 庭の南、陽の良くあたる場所に置いた。今年は、この1本の芒が伸びて、大空目指して、一心に・・・

高尾山色染めてゆく秋の風

(たかおさんいろそめてゆくあきのかぜ 忠男) 〔季語:秋の風(秋)〕 10月22日、高尾山へ、かなりの人の賑わい。 紅葉も少しずつ始まって、秋の深まりを感じる。 10月29日〜12月4日まで、〝高尾山もみじまつり〟もっと多くの人で賑わうことだろう!

天高し富士も祝うよオペラの日

(てんたかしふじもいわうよおぺらのひ 忠男) 〔季語:天高し(秋)〕 10月26日夜7時から、ソプラノ歌手の森野美咲さんのコンサート。2020年ヨハネス・ブラームス国際コンクール声楽部門にて日本人史上初の第1位を受賞。 昨夜も、美しい歌声に、感動、万雷…

秋うららよみうりカルチャーああ句会

(あきうららよみうりかるちゃあああくかい 忠男) 〔季語:秋うらら(秋)〕 10月24日午前中、JR八王子駅ビル「セレオ」10階よみうりカルチャーで、俳句の紀本直美先生と宮本明子先生の第1回句会。外は雨だが、心は、秋うらら、ああ、楽しかった!