（さるすべりともはげんきかりょうかんの 忠男） 〔季語 百日紅（夏）〕 近くの慈眼寺へお参りに、百日紅が見事に花を咲かせている。友人の荻野有司さんは、お元気だろうか？ご自宅は雨戸など閉まったまま、菩提寺がこのお寺・・・ 絵本「良寛さま」を書いて…

（こすもすとひまじんせくらべよれよれと 忠男） 〔季語 コスモス（秋）〕 八王子片倉の自宅から、みなみ野の陶芸教室に向かう道に咲くコスモス、私の背丈と同じくらい。私は、背比べしたくなる。ヨレヨレした私の身体だが・・・

（ゆりのはなしんじるとものかおににて 忠男） 〔季語 百合の花（夏）〕 教会の道に、百合の花が咲いている。信頼する友人の笑顔の様に、笑って見える。心地良い百合の花の匂う道・・・

（ゆりのはなとおくでとりのこえがして 忠男） 〔季語 百合の花（夏）〕 百合の花を見ていたら、遠くで、小鳥の声、百合の花の香りと小鳥の声のハーモニーが心地良かったよ。

（いろあわしすずむしのこえかすれつつ 忠男） 〔季語：鈴虫（秋）〕 ４匹の鈴虫のうち、残った鈴虫、心地よかった鳴き声もかすれて、もの悲しい、ああ、今日が最後かも・・・常ならず・・・色淡く・・・

（はつめだるかっぱになったえがおかな 忠男） 〔無季〕 東京オリンピック、日本選手団のメダル第一号は女子１００ｍ・背泳ぎで銀メダルを獲得した１４歳の山田美幸選手、「カッパになりましたと（天国の）父に伝えたい」