2021-06-23から1日間の記事一覧

夏の夜は コロナ禍忘れ「山家集」

(なつのよは ころなかわすれ さんかしゅう 忠男)〔季語 夏(夏)〕 西行の「山家集」を読んでいると、コロナ禍をすっかり忘れていました。

夏の月 あの人この人 許しましょう

(なつのつき あのひとこのひと ゆるしましょう 忠男)〔季語 夏(夏)〕 暑い夏の夜、ベッドに座って月を見ていると、あの人この人が、皆良い人だったように思われます。月がきれいだからでしょうか。

紫陽花や 人の心も 七変化

(あじさいや ひとのこころも しちへんげ 忠男) 〔季語 紫陽花(夏)〕 紫陽花の花の中には、七変化という種類があるそうです。 時がたてば、人の心も変わるのは自然なんでしょうね。良く変わるとイイですね。

雨に濡れ 睡蓮の花 うれしそう

(あめにぬれ すいれんのはな うれしそう 忠男)〔季語 睡蓮(夏)〕 片倉城跡公園の池には、睡蓮の花がいっぱい雨に濡れて、どの花も嬉しそうに輝いて見えました。

一政の 書を掛軸に 百合の花

(かずまさの しょをかけじくに ゆりのはな 忠男)〔季語 百合(夏)〕 大好きな画家、中川一政の書の掛軸に合わせて 百合の花を置いてみました。 妻の節子が「わあ、綺麗。」と…

梅雨の雨 何か嬉しそ 水車小屋

(つゆのあめ なにかうれしそ すいしゃごや 忠男)〔季語 梅雨(夏)〕 片倉城跡公園内にある水車が、雨に濡れていつもより元気に回っているように見えました。