2021-04-08から1日間の記事一覧

葉桜も 賑わい確か 七十五歳

(はざくらも にぎわいたしか しちじゅうご 忠男)〔季語 葉桜(初夏)〕

花満開 浮かれた気分 今年なし

(はなまんかい うかれたきぶん ことしなし 忠男)〔季語 花(春)〕

お花見も 祝い半分 コロナ禍で

(おはなみも いわいはんぶん コロナかで 忠男)〔季語 お花見(春)〕

酒肴 今年は無しの 花見かな

(さけさかな ことしはなしの はなみかな 忠男)〔季語 花見(春)〕

雨の中 父と上野の 花見かな

(あめのなか ちちとうえのの はなみかな 忠男)〔季語 花見(春)〕 父と二才上の姉と毎年、上野公園にお花見に、私が小学4年だったか、大雨の日曜日、傘さして、お弁当を広げて、他には、誰もいない、 そのシーンが、ニュースになって・・・

お弁当 父とお花見 傘さして

(おべんとう ちちとおはなみ かささして 忠男)〔季語 お花見(春)〕

花一つ 一歩前進 手を伸ばし

(はなひとつ いっぽぜんしん てをのばし 忠男)〔季語 花(春)〕 桜の花一つ見つけた感動で、触ってみたくなり手を伸ばしたが・・・

花一つ 私も一人 日も一つ

(はなひとつ わたしもひとり ひもひとつ 忠男)〔季語 花(春)〕 桜の花を一つ見つけた日

花の下 大の字に寝て 日は一つ

(はなのした だいのじにねて ひはひとつ 忠男)〔季語 花(春)〕

鶯の 声爽やかに 山かすみ

(うぐいすの こえさわやかに やまかすみ 忠男)〔季語 鶯(春)〕

鶯の 声竹藪に 野に畑に

(うぐいすの こえたけやぶに のにはたに 忠男)〔季語 鶯(春)〕

楓の芽 晴れ間も全員 傘さして

(かえでのめ はれまもぜんいん かささして 忠男)〔季語 楓の芽(春)〕

楓の芽 傘をさしさし ニッコニコ

(かえでのめ かさをさしさし ニッコニコ 忠男)〔季語 楓の芽(春)〕

つくしんぼ 川のせせらぎ 子守唄

(つくしんぼ かわのせせらぎ こもりうた 忠男)〔季語 つくしんぼ(春)〕