2021-12-01から1日間の記事一覧

冬日和孫と背比べこの良き日

(ふゆびよりまごとせくらべこのよきひ 忠男) 〔季語:冬日和(冬)〕 二年ぶりの孫の誕生祝い。コロナ禍で会えなかったが、まず、会えた喜びに感謝して・・・孫の背の高さに驚き、思わず背比べしてみたよ。みんな大きくなったなあ!健康で良かった!

冬晴や孫誕生日天祝う

(ふゆばれやまごたんじょうびてんいわう 忠男) 〔季語:冬晴(冬)〕 昨年の2月、孫の誕生祝いをして以来、コロナ禍で、孫には会えなかった。11月28日、今日は、久々の孫の誕生祝い、冬なのに、天が祝ってくれているかのような、青空が広がって・・・

冬秋川テイクアウトの昼ご飯

(ふゆあきがわていくあうとのひるごはん) 〔季語:冬(冬)〕 11月13日、妻と孫と秋川渓谷へ、昼ご飯は、テイクアウトのお弁当、だが、渓流を見ながら、実に美味しい!渓流が2年近くのコロナ禍を綺麗に流して欲しいと願いつつ・・・

月蝕や湯船へ走る寒さかな 

(げっしょくやゆぶねにはしるさむさかな) 〔季語:寒さ(冬)〕 11月19日、午後6時のニュースで月蝕の話し、私は、すぐに玄関を出て、東の空に、欠けた月を見たが、寒さで、見続けることができない、写真を撮り、すぐに風呂へと・・・湯船から上がると、ま…

国立の開校なつかし冬の月

(くにたちのかいこうなつかしふゆのつき) 〔季語:冬の月(冬)〕 東京都国立市は、私が、27歳の時に、杉山仁子さん等のご協力をいただき、幼児教室、にっけん日本教育研究所を開校した街だ。月は、変わらないなあ、あの頃と・・・私は、76歳、こんなにも…

大観の不二思わせる冬の富士

(たいかんのふじおもわせるふゆのふじ) 〔季語:冬(冬)〕 横山大観の〝霊峰不二〟の絵を、お茶の先生から、譲り受けたのは、40年も前のこと。画家ではない私にも、自宅の近くから見る冬の富士、くにたち小野ビル屋上から見る富士の美しさは、わかるなあ!

寒菊や道を彩る主人公

(かんぎくやみちをいろどるしゅじんこう) 〔季語:寒菊(冬)〕 11月24日、八王子市片倉町の自宅から、横浜線片倉駅へ向かう道には、枯葉が音を立てて舞い散っている。そんな殺風景な中を、冬の菊が小さいが、主人公として、咲いているよ!

天女かとベリーダンスや酉の市

(てんにょかとべりいだんすやとりのいち) 〔季語:酉の市(冬)〕 11月21日、橋本神明大神宮の酉の市で、友人の片山有美子さんたちが、ベリーダンスを披露するとのことで、夜6時から、見ました。まるで天女のように舞う友人たちの舞うダンスに、感動して…

行く河の流れと秋川冬の空

(ゆくかわのながれとあきがわふゆのそら) 〔季語:冬の空(冬)〕 秋川渓谷をしばらく川沿いに歩くと、河の流れが段になっていて、行く河の流れの音が良く聞こえる・・・空を見上げると冬の青空が美しい!

枯薄なぜか親しみ覚えつつ

(かれすすきなぜかしたしみおぼえつつ) 〔季語:枯薄(冬)〕 11月、大学4年生の孫と妻と秋川渓谷に、〝あゆみはし〟を渡って、川沿いを歩いていくと、枯薄が、白い穂を並べて・・・ふと、私も、枯薄の仲間かと親しい気分になって・・・

冬桜秋川渓谷晴れわたり

(ふゆざくらあきがわけいこくはれわたり) 〔季語:冬桜(冬)〕 11月、大学4年生の孫と妻と、3人で、秋川渓谷に、八王子駅から拝島駅、五日市駅へ、 秋川渓谷を見ながら、山歩き、途中で、冬桜を見つけて、ああ、これが冬桜!

七五三神社賑わす落葉かな

(しちごさんじんじゃにぎわすおちばかな)〔季語:七五三(冬)、落葉(冬)〕11月15日、八王子市片倉町の自宅の近くの住吉神社に、お参り。七五三の〝のぼり旗〟が、いくつも見えて、賑わっているかと思ったが、人の姿は、見えない。ただ、落葉だけが、道を…

見事なりコスモス咲くや季の終わり

(みごとなりこすもすさくやきのおわり 忠男)〔季語:コスモス(秋)〕 こんな小さなコスモスの花さえ、秋の終わりまで、花を咲かせて、私たちを楽しませてくれる。さあ、私も、自分の花を咲かせよう、終わりの日まで、コス モスのように美しく・・・